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prrrrrrr…
prrrrrrr...
痛無 鈴
午前5時
物音1つ無い寝室に
携帯の着信音が鳴り響く
痛無 鈴
携帯の画面には“緑谷 出久”の文字
痛無 鈴
こんな時間にどうしたもんか と疑問に思いながら
通話開始ボタンを押す
痛無 鈴
痛無 鈴
緑谷 出久
緑谷 出久
ギャアアアア!!
お母さん、お父さん、っ、
彼の電話越しに、ただならぬ悲鳴や すすり泣く子供の声が聞こえる
痛無 鈴
緑谷 出久
緑谷 出久
痛無 鈴
痛無 鈴
ドガガガッ
ゴッ
鈍い音がする
痛無 鈴
緑谷 出久
緑谷 出久
痛無 鈴
緑谷 出久
通話
00:53
了解の言葉と同時に電話が切れる
痛無 鈴
痛無 鈴
護衛の咼にもメールを送り
急いで支度をすると、指定された場所へと走った
市民の悲鳴
廃れた街
散乱した瓦礫
呼吸を忘れるほどの緊迫感
痛無 鈴
痛無 鈴
一部だけ瓦礫の無い場所に
緑色に発光する人物を見つける
痛無 鈴
痛無 鈴
緑谷 出久
緑谷 出久
痛無 鈴
緑谷 出久
彼の指さす方向の数十m先に ヴィランと思われる人影が見える
緑谷 出久
緑谷 出久
痛無 鈴
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
痛無 鈴
痛無 鈴
緑谷 出久
緑谷 出久
緑谷 出久
痛無 鈴
痛無 鈴
緑谷 出久
憧れの彼の側で戦う事に、 高ぶりを感じた
痛無 鈴
痛無 鈴
鋭痛 咼
鋭痛 咼
痛無 鈴
鋭痛 咼
鋭痛 咼
緑谷 出久
緑谷 出久
痛無 鈴
鋭痛 咼
緑谷 出久
彼の言葉と共に、頭に違和感を覚える
鋭痛 咼
痛無 鈴
緑谷 出久
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
緑谷 出久
緑谷 出久
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
緑谷 出久
私の名を呼ぶ彼の声を背に
元凶へと近づいて行った
痛無 鈴
痛無 鈴
ヴィラン
ヴィラン
ヴィラン
痛無 鈴
ヴィラン
ヴィラン
痛無 鈴
ヴィラン
ヴィラン
痛無 鈴
左腕に残った傷を
服の上から強くなぞる
ヴィラン
ヴィラン
ヴィラン
痛無 鈴
痛無 鈴
ヴィラン
ヴィラン
首を掴まれ地面に打ち付けられ、 上半身が動かせない
痛無 鈴
ガッ
ヴィラン
右膝にめいっぱい力を込め、 ヴィランの下腹部を狙って蹴る
ヴィラン
痛無 鈴
緑谷 出久
ヴィラン
ヴィラン
緑谷 出久
緑谷 出久
痛無 鈴
ヴィラン
ヴィラン
痛無 鈴
ヴィラン
痛無 鈴
緑谷 出久
ヴィランの右袖口からナイフが見える
怪光を放つそれは
もう一度私の首元を狙っている
ブシュッ