それから悟の態度が急変した。
主に口調。一人称が「僕」になった。
トゲトゲしい印象は一変し、
陽気でバカっぽい感じに。
傑がいなくなって数週間、
そんな悟に呼び出された。
五条悟
話すの久々だね
世来〇〇
確かに
世来〇〇
最近任務多いし
五条悟
ほんとだよね
五条悟
それで話なんだけどさ、
五条悟
伏黒甚爾…覚えてる?
世来〇〇
!、覚えてる…けど
五条悟
そいつの息子が術式持っててさ、保護したんだよね
世来〇〇
悟が子供を…?
世来〇〇
意外だね
五条悟
まーね
五条悟
僕だけが強いんじゃダメらしいから
五条悟
未来の術師の卵を育てようって話
五条悟
〇〇は高専卒業したらどうするか決めた?
世来〇〇
うーん、普通に高専所属の術師として活動しようと思ってるけど、
五条悟
僕は教師になろうと思ってさ〜
世来〇〇
…はい?
五条悟
これまた意外でしょ?
世来〇〇
悟に教師が務まるの…
五条悟
まっ、何とかなるっしょ
五条悟
で、伏黒甚爾の息子…恵って言うんだけど、
五条悟
その子に会ってみてほしいんだ〜
世来〇〇
……嫌な予感がする
世来〇〇
な、なんで?
五条悟
僕多忙だから中々時間作れないでしょ?
五条悟
でも恵に術式の使い方、呪力の操作を教えないといけない
五条悟
それを手伝ってほしいわけ!
世来〇〇
私も暇じゃないんだけど…
嫌な予感、的中
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