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あれは 空が絵の具よりも濃い青で晴れていて もう夏が終わろうとしていた日の話
ひろせ
たかし
私はひろせと付き合ってる 所謂同性カップルってやつだ 勿論他の人になんか言ってる訳がない 多様性の時代とは言うもののなんと言われるかなんてわからないし、 心無い言葉をかけられて傷つくのは嫌だから
ひろせ
たかし
たかし
ひろせ
そういえば前から気になっていたカフェが近くにできたということを思い出し ひろせも誘ってみることにした
たかし
たかし
ひろせ
ひろせ
たかし
たかし
ひろせ
もう夏が終わるというのに まだ体を蝕む暑さには少しむかつく 勉強道具が沢山詰まっているリュックもだいぶ重くて体力を削ってくる
ひろせ
たかし
ひろせ
ひろせ
たかし
まだ新しい扉のドアノブを押すと 夏の暑さを掻き消すように効いたエアコンが体に染みる
ひろせ
たかし
たかし
ひろせ
たかし
ひろせ
たかし
ひろせ
たかし
ひろせ
たかし
私たちはかき氷と適当に飲み物を頼んだ
少しの間ひろせと他愛のない会話を交わしているとあっという間に先程注文したものがとどいた
店員
たかし
店員
ひろせ
ひろせ
たかし
ひろせ
ひろせ
たかし
ひろせ
たかし
ひろせ
たかし
ひろせ
暫くたって頼んだもの全てを平らげて 少し休憩してから店を出て解散となった
家に帰ってきて 制服から部屋着に着替えた
そこから、 いつものルーティンをこなして 風呂に浸かったあとくらいに恋人から連絡がきた
ひろせ
たかし
ひろせ
たかし
ひろせ
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通話
07:11
ひろせ
何がしたかったんだと言えんばかりにしょうもない電話だったな
そもそも電話なんてあまりしないのに
そう思いながらも明日も学校だから、と眠りについた