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ブチッ!
紫鬼
紫鬼
さっきまで病室で話していた 白音が倒れた
駆け寄ろうとした瞬間 ブチッという音と共に 辺り一面、宇宙のような空間になった
音の招待はなんなのか、 一瞬の焦りと共に腕を見てみると
紫鬼の腕には点滴がついていた
紫鬼
後ろへ振り返るとバタりと倒れた白夜
途中で破れているチューブ
音の正体は紫鬼から出た物ではなく 白夜に繋がっていた点滴だった
???:倒れた拍子に 破れてしまったのね、
紫鬼
???:長年ここに居れば少しずつ 脆くなっていくそういうものよ。
紫鬼
何処からか聞こえる声。 倒れてしまった白夜は ぴくりともしない
誰なのかも分からないけれど ぴくりともしない白夜が怖くて ただただ気持ちを紛らわす為に ただただ言葉を並べる。
紫鬼
???:、、なぁに?
紫鬼
???:えぇ、
紫鬼
???:そうねぇ、わたしは
???:この世界の人なんて 回答でどうかしら?ふふっ、
紫鬼
???:名前、ねぇ、、、
???:あー、わたしにお名前 つけてくれるかしら?
紫鬼
???:お願いしても いいかしら?ふふ、
紫鬼
紫鬼
???:あら、かわいい! (この)の(こ)と(人)の(ひ)で孤灯!
紫鬼
話していると綺麗なお姉さんが ふわっとどこからか現れた
孤灯
紫鬼
孤灯
紫鬼
孤灯
紫鬼
孤灯
一瞬悲しそうな顔をした弧灯 しかし紫鬼は気づかなかった
紫鬼
孤灯
紫鬼
孤灯
紫鬼
孤灯
孤灯
紫鬼
孤灯
孤灯
孤灯
孤灯
紫鬼
孤灯
紫鬼
孤灯
孤灯
紫鬼
孤灯
孤灯
紫鬼
孤灯
紫鬼
孤灯
孤灯
紫鬼
孤灯
紫鬼
紫鬼は何も言えなかった。 今の状況に頭が追いついていなかった 否、今の状況を理解したくなかった。
無言の時が続く。 その間も弧灯はずっと静かに 待っていてくれた。
静かな時を破ったのは 紫鬼の方からだった
紫鬼
孤灯
紫鬼
孤灯
泣いてしまった紫鬼に弧灯は とても柔らかい笑顔で微笑んで返す
紫鬼
紫鬼
気がつけば白夜は居なくなっていた
孤灯
紫鬼
孤灯
紫鬼
孤灯
紫鬼
パチッ
パチッ
目を開くと最初の病室に戻っていた
孤灯
孤灯
紫鬼
孤灯
孤灯
紫鬼
孤灯
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