テラーノベル
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蓮の肩は、思っていたよりずっと頑丈で、温かかった。
その温もりに包まれていると、なぜだか少しだけ、緊張がほどけていくのを感じる。
🌺奨
自然と漏れた感謝の言葉。
すると、蓮はそっと、私の頭に触れた指を、ほんの少しだけ動かした。
髪の毛を撫でるような、かすかな感触。
🦊蓮
またもや、低く優しい声が耳元に近づく。
🌺奨
そう答えると、小さく笑う蓮の息が、首筋にかすかに触れた。
それだけで、また心臓が脈打つ。
意識が、蓮の指先と、その息遣いに集中してしまう。
沈黙が戻るけれど、それは決して気まずいものではなく、車内という小さな密室に漂う、甘くもどかしい空気で満たされていた。
蓮は何も言わず、ただ私の頭を支え、時折、そっと親指でこめかみのあたりを撫でる。
その一つ一つの触れ方が、無言の気遣いのように感じられて、胸の奥がじんわりと熱くなった。
窓の外を流れるネオンの光が、蓮の横顔を一瞬、柔らかな影で浮かび上がらせる。
その顔を見つめていると、さらに深く肩に寄り添いたい衝動に駆られた。
蓮の指が、私の耳の後ろの髪を、ほんの少しだけつまむ。
🦊蓮
彼の呟きは、まるで独り言のようで、それでいて確かに私への言葉。
鼓動がまた一つ、強く跳ねた。蓮の視線を感じる。
見上げる勇気はまだないけれど、彼の指の動きが、私の反応を探っているようにも思えた。
車内のBGMは相変わらず静かに流れているのに、二人の間には、それよりもずっと大きな、触れ合う肌の音と、高鳴る心音だけが響いている気がした。
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コメント
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🌺🦊(♡>𖥦<)/♥