TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

俺じゃなかった。

一覧ページ

「俺じゃなかった。」のメインビジュアル

俺じゃなかった。

1 - 俺じゃなかった。

♥

124

2023年08月19日

シェアするシェアする
報告する

Hey!!

やほですー

今回はリア友ちゃんからリクエスト頂いたからやってく!

太中前提の太国!! 片想いで結ばれません悲しい

国木田独歩

国木田くん
22歳
片想い
太宰さんが好き

太宰治

太宰さん
22歳
中也と付き合ってる

中原中也

中也
22歳
太宰と付き合ってる

重要なのはこの辺!!

⚠️注意⚠️ 太中前提の太国、腐向けです! 国木田くん結ばれない ハッピーエンドではないよ!! 地雷さん自衛お願いします!! いてらー!!

国木田独歩

だぁざいいい!!

国木田独歩

起きろ!仕事が溜まっているぞ!!

太宰治

んーー、五月蝿いなあ。

太宰治

仕事なら敦くんがやってくれるもの。ね?敦くん?

敦くん

え?あ、はい…?

太宰治

ほら国木田くん!だから私は寝ても善いのだよ!!

国木田独歩

屁理屈言うな!!

俺は国木田。此処で武装探偵社員の一員として働いている

今日も此の太宰という名の木偶の坊を叩き起す

太宰治

ええ〜。面倒くさあい

国木田独歩

はあ、全く此奴は…

こんな事を言っているが、俺は太宰が好きだ。

恋愛対象として、好きだ。

だが、

中原中也

ぅおい太宰ぃぃ!!

太宰治

!!中也あ!如何して此処に?

中原中也

敦から連絡が来たンだよ。

中原中也

手前探偵社に迷惑かけんじゃねェよ!!仕事しろ仕事!!

太宰治

五月蝿いなあ君に言われたくないね!!蛞蝓の癖に!!

中原中也

はァ??!

敦くん

…今日もやってますね…

国木田独歩

…そう、だな

中原中也

〜兎に角!!しっかり仕事してから帰って来いよ!!若し仕事せず帰ってきたら晩飯抜くからな!!

太宰治

分かったよもう!!早く帰って!!

太宰治

ふう、もう最悪

太宰治

…国木田くん

国木田独歩

?なんだ?

太宰治

仕事、何かある?

国木田独歩

っ、あ、嗚呼。

此の太宰は中原中也と付き合っている、らしい

国木田独歩

(俺が言っても、聞かなかったのに)

太宰治

?国木田くん?大丈夫かい?

国木田独歩

…あ、嗚呼!

国木田独歩

じゃあ此の仕事を頼む

太宰治

はーい。

数日経ったある日

国木田独歩

ふぅ、疲れた

国木田独歩

…?彼処に居るのは…

太宰治

国木田独歩

(太宰!!)

国木田独歩

(如何する、顔が熱い…)

国木田独歩

おいだざ…

ちゅ

中原中也

…おい!見られたら如何すんだよ!

太宰治

見せつけてやればいいじゃない?

中原中也

…それはっ、///

太宰治

ふふ、可愛い

国木田独歩

っ、

国木田独歩

(嫌な物を、見た)

国木田独歩

…帰ろう

国木田独歩

ふう、

国木田独歩

………

見せつけてやればいいじゃない?

可愛い

国木田独歩

っ、

国木田独歩

(なんで、相手が俺じゃないんだ)

数日後、BARにて

国木田独歩

…!此れは美味いな

マスター

有難う御座います。

国木田独歩

…はぁ、

太宰治

其れ今日何回目なのさ。

国木田独歩

うわぁっ!!

国木田独歩

何時から…!!

太宰治

君が此の席に着いてから。

国木田独歩

最初から…

国木田独歩

…?今日は1人なのか?

太宰治

…如何言うことだい?

国木田独歩

中原中也とは来ていないのか?

太宰治

…嗚呼、今日は1人で飲みたい気分でねえ。

国木田独歩

じゃあなんで此方来たんだよ…

太宰治

何時にも増して不貞腐れた顔をしていたから気になったのだよ。

太宰治

如何したんだい?何か悩み事?

国木田独歩

……

国木田独歩

(言うべきでは無い。分かっている)

国木田独歩

(でも、でも…)

国木田独歩

…太宰は

太宰治

うん

国木田独歩

太宰は俺を好きになってくれないのか?

太宰治

…え?

国木田独歩

俺は、太宰が好きなのに…

国木田独歩

御前は…中原に…

国木田独歩

俺は、如何すれば…

国木田独歩

ぐすっ、ぅっ、

勝手に涙が落ちてくる。

太宰治

太宰治

国木田くん

国木田独歩

ずっ、…?

太宰治

おいで。

手を広げて太宰は言った

国木田独歩

…なんで、ぐすっ

太宰治

今夜だけだよ。

ぎゅっ

国木田独歩

ぅ、ずっ、

太宰治

私は君を相棒だと思ってる

太宰治

其れ以上でも、其れ以下でもない

太宰治

君を好きには、なれない

国木田独歩

ううっ、ぐすっ

国木田独歩

ぅううっ、

太宰治

…ごめんね。

国木田独歩

ずっ、ううっ

何で、俺じゃなかったんだ、

太宰治

よい、しょっ

国木田独歩

すーっ、すー…

太宰治

…もう、仕方が無いなあ

結局、あの後国木田くんは潰れるまで飲んだ。

空いてしまった心の穴を、酒で埋めるように

太宰治

太宰治

…御免ね。

この作品はいかがでしたか?

124

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚