続かないやつ

私は、不幸者だった

産まれたときから 運命が決まっていた

不幸な人生

私の家族は 全員狂っていた

私の父は

よく酒に溺れた

私の母は

毎日 知らない男の人 と 遊んでいた

私の兄は

よく私を サンドバッグにした

家族の皆は 私を嫌う

狂っているから

私は、"コレ"を支えるために

体を売って

人生を売って

必死にお金を稼いだ

だけど

コレらは 変わらなかった

感謝するどころか 「更に上」を望んだ

もう、楽になりたい

私は気づけば 兄を殺していた

後悔っていうより

という 気持ち、いや

欲望の方が 強かった

だから私は

残り者を消すことにした

大丈夫、出来る

もうどう殺るかは 考えてあるから

お父さんには＿＿＿

大量の睡眠剤

お母さんには＿＿＿

死体愛好者を

そうして、邪魔な人を 消していった

もう、こんなことをしている 私も、狂っているのかもしれない

でも、いい

もうどうでもいい

…私は不幸者だ

世界の皆が 狂っているせいで