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pr × mz 地雷 さん 🔙 本人 様 関係 ❌
mz ∥
pr ∥
s t a r t __ ❤ ゙
学校 を 包み込む 夕焼け は 、 熟しすぎた 果実 の ように 、 どろり と した 橙色 を していた 。 放課後 の チャイム が 鳴る と 、 pr は いつも 、 世界 から 自分 を 切り離す ような 仕草 で 俺 を 仰ぎ 見る 。
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pr ∥
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pr は 窓 の 外 に ある 外 の 世界 を まるで 最初 から 存在 しない もの の ように 切り捨てた 。 代わり に 、 俺 の シャツ の 裾 に 、 細い 指先 を 這わせる 。
mz ∥
pr ∥
pr ∥
誰 も 居ない 場所 を 歩く 足音 は 、 古い 時計 の 秒針 みたい に 重い 。 裏門 を 抜ける と 、 そこ には 俺達 二人 の 陰 だけ が 、 境界線 を 失う ように 長く 伸びて いた 。 伸びた 影 が 重なり 合い 、 地面 に 一つ の 歪 な 形 を 焼き 付けて いる 。
pr ∥
pr は 「 ありがとう 」 と いう だけ に して は 完璧 すぎる 、 少し 違和感 が ある 笑顔 を 俺 に 向ける 。 俺 は その 違和感 に 気づかない ふり を した 。
mz ∥
そう 言って 、 夕暮れ の 空気 を 肺 いっぱい に 吸い込む 。 それ は 、 金平糖 を 噛み 砕いた 時 の ような 、 鋭い 角 と 、 胸 が 焼ける ような 甘い 匂い が した 。
── 一個目 の マカロン 。 その 甘すぎる 嘘 を 、 俺 は 初めて 飲み込んだ 。