ここは、某おとぎ話の平行線上の世界。
なにやら、王女様と喋る鏡が喧嘩しているようです。
王女
鏡よ鏡。世界で1番美しいのはだーれ?
王女
それはこのワタクシ…
王女
ワタクシよね?!?!
鏡
いいや、違うね。
鏡
世界で1番美しい人物。それは…
鏡
この俺だっ!!!!
王女
はぁ?!違うでしょ?!
王女
世界で1番美しいのはこのワタクシに決まってるでしょ?!
鏡
全然違う!!
鏡
世界で1番美しいのはこの俺だ!!
鏡
厚盛り化粧ババアが美しいわけねぇだろ?!
王女
なんですって?!?!
王女
そういう貴方だって、喋ることを除けば人を映すだけの鏡でしょうが!!
王女
元々顔もない貴方がモテるわけないでしょ?(笑)
鏡
俺だって人間のときは、たーっくさんの女の子に持てたんですー!
鏡
それを自己中心的な考えでこーんな醜い鏡にしやがって…
鏡
脳神経外科にでも行った方がいいんじゃないですか?我儘女王様(笑)
王女
きぃー!!
王女
この鏡くっそ腹立つ!!
王女
今すぐにでもパリンパリンに割るわよ…
王女
この薄っぺらメンタルが!!
そして、言い争いがまだ続くので割愛。
王女
はぁ…はぁ…
鏡
ぜぇ…はぁ…
王女
…はぁ、そこまで言うなら一旦元の人間に戻してあげるわ。
王女
どちらが1番モテるか、白黒はっきり付けようじゃない!!
鏡
望むところだ!!
鏡
お前よりモテることを証明してやる!!
このお話はここまで。
果たしてどちらが一番モテたのか。
それは…貴方の想像の中にお任せします(✿´ ꒳ ` )