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姫奈

あ、リーダー!!!

私の電話に着信をいれたのは、

ラウールと同じグループのリーダーだった。

彼は静かに手を振った。

今日は辰でいいよ

姫奈

あ、なんかすいませんっ....

姫奈

それよりなんで私の裏垢知ってるんですか、?

ラウがいつも見てた

姫奈

あぁ....

消し忘れてた私の裏垢

誰でも観ていいことになってる垢だから、

そんなに酷いことは書いてない。

姫奈

で話って....

ラウールと何があったの?

あいつ最近毎公演休んでるから

公演に客が入んなくてさ

姫奈

あ、そうだったんですね....

メンバー公認の「私」と「ラウール」の関係。

人気ランキングトップのラウが公演に出てなかったら、

それはさすがに観客も減るだろう。

だからきっと元凶はひなだと思って

リーダーには隠せない。

最近の公演も来てなかったし

姫奈

あぁ.....

姫奈

実は、

姫奈

別れたんです。

姫奈

ラウと。

おぉ.....あぁ!?

お酒がまわり始めた辰さんは

ほっぺたが少し赤い。

なんで別れたの...??

姫奈

もうラウの愛に耐えられなくて、

姫奈

ラウの愛に落ちていくことが怖くて

姫奈

彼を好きになることを辞めたかった。

姫奈

でもまだ好きなんだって思う。

だから実力行使的な感じで別れたんだ

姫奈

はい....

でもその愛もひとつの恋の形じゃん

姫奈

まぁ....

まだ好きなら、もう1回言ってみれば?

姫奈

でも...

ラウールと向き合うのが怖い。

向き合ってかないと、素敵な関係は築けないよ

姫奈

え...?

私の心の中の声を聞いていたかのように

辰さんが言った。

たぶんラウはいつものライブハウスにいるよ

姫奈

....ありがとうございますっ!!!

姫奈

あっお代...

私は鞄の中を漁った。

あ、いいよここ俺払っとく

姫奈

えっでもそんな.....

気にしないで、幸せになって

姫奈

....はいっ

そうして私は夜の空に向けて走り出した。

辰side

はぁ.....

何やってんだ俺...

好きな子の恋愛相談して、

背中を押しちゃってお代まで払うとか

俺どんだけ良い男なんだよ.....

スっ....

1杯のカクテルが差し出された。

...俺こんなん頼んでないですけど

"私のサービスです"

えっ

カーディナルか....

今の俺にぴったりな気がした。

"カクテルの意味は「優しい嘘」"

"この後もどうぞごゆっくり"

彼女が残したほんの少しのメリーウィドウに

俺の背中を押された気がした。

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