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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

歩南 零(ホナミ レイ)

ふぅ…

保科と話したあと 私はすぐに部屋に戻った

歩南 零(ホナミ レイ)

……

保科… もう日比野カフカのこと気づいたのか…

歩南 零(ホナミ レイ)

……はは、まずいな…笑

カチッ…カチッ…カチッ

時計の音が嫌なほど部屋の中に響く

歩南 零(ホナミ レイ)

…あーぁ

好きな人に嘘をついてしまった

大好きな人に

歩南 零(ホナミ レイ)

私は風呂に入ろうと ソファから立ち上がった時だった

コンコンッ

歩南 零(ホナミ レイ)

…?

こんな時間に誰だ?

亜白ミナ(アシロ ミナ)

亜白だ

歩南 零(ホナミ レイ)

…!

歩南 零(ホナミ レイ)

入れ

ガチャ

亜白ミナ(アシロ ミナ)

失礼する

歩南 零(ホナミ レイ)

ミナ

歩南 零(ホナミ レイ)

どうした?

亜白ミナ(アシロ ミナ)

人型怪獣のことについてだ

歩南 零(ホナミ レイ)

…もしかしてエリンギ頭のやつ?

亜白ミナ(アシロ ミナ)

そうだ

歩南 零(ホナミ レイ)

それがどうしたの

亜白ミナ(アシロ ミナ)

零はその怪獣を見たらしいからな

亜白ミナ(アシロ ミナ)

詳しく聞けせてもらおうと思って

歩南 零(ホナミ レイ)

それだけでこんな夜中にわざわざ 私の部屋に来るもんか?

歩南 零(ホナミ レイ)

…それだけ?

亜白ミナ(アシロ ミナ)

……

歩南 零(ホナミ レイ)

亜白ミナ(アシロ ミナ)

実は…

亜白ミナ(アシロ ミナ)

保科のことについてなんだ

歩南 零(ホナミ レイ)

…え

亜白ミナ(アシロ ミナ)

保科とさっき話していたそうだな

歩南 零(ホナミ レイ)

…そうだけど、それがどうしたんだ?

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

ハァ…

亜白ミナ(アシロ ミナ)

?どうしたんだ?

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

あ、

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

なんでもありません笑

亜白ミナ(アシロ ミナ)

亜白ミナ(アシロ ミナ)

何かあったんじゃないのか?

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

だから、なにも──

亜白ミナ(アシロ ミナ)

零のことか?

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

…!

亜白ミナ(アシロ ミナ)

やっぱりな

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

な、んで分かったんです…?

亜白ミナ(アシロ ミナ)

お前がそうやって悩むのは零が関わってる時だからな

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

……

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

悩んでる訳やないんですけど

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

ついさっき零と話とりまして

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

かくかくしかじか…

亜白ミナ(アシロ ミナ)

なるほどな

亜白ミナ(アシロ ミナ)

それがどうしたんだ?

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

話してる時あいつ元気なかったんですよ

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

せやから、僕なんかしたんちゃうかなー思っとって

亜白ミナ(アシロ ミナ)

…なるほど

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

もし、僕がなにかしたんなら謝らな思いまして笑

亜白ミナ(アシロ ミナ)

…そうか

亜白ミナ(アシロ ミナ)

話してくれてありがとう

保科 宗四郎(ホシナ ソウシロウ)

いえ、こちらこそありがとうございます笑

亜白ミナ(アシロ ミナ)

てなことを言ってたぞ

歩南 零(ホナミ レイ)

……

私は嘘をついただけじゃなく 悩ませてもいたんだ…

亜白ミナ(アシロ ミナ)

まぁ、今度保科とあったらゆっくり話すといい

歩南 零(ホナミ レイ)

そう、だね…

歩南 零(ホナミ レイ)

うん、分かった…笑

亜白ミナ(アシロ ミナ)

……それじゃあ失礼する

歩南 零(ホナミ レイ)

うん、ありがと

ガチャ バタンッ

歩南 零(ホナミ レイ)

……今度こそ風呂入りに行こう

こんにちは! 投稿サボってすみませんでしたッッ!! 言い訳をするとですね… テスト期間であり、部活の大会もありで 書く暇がありませんでした😭

マジですみません💦

その間に💬とか、♡とか増えてて

続きか気になるとか、神作とかいろいろ言ってくださったんです!!

ありがとうございます!!!

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続き楽しみにしてます!

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