テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
25
――結婚式当日。 空は快晴。 まるで、 二人を祝福しているみたいだった。 会場は壮大だった。 白い花。 長いバージンロード。 神秘的で、 でもどこか温かい。 ――先に立つのは、 シャルナーク。 黒のタキシード。 いつもの軽さはなく、 今日はちゃんと“新郎”だった。
シャルナーク
珍しく本音。 その時―― 扉が開く。 全員が振り向く。 ――ルミア。 純白のドレス。 ふわりと広がるロングスカート。 銀髪は丁寧に結われ、 毛先の藍色が揺れる。 宇宙みたいな瞳は、 いつもより少し優しい。
シャルナーク
シャルナークが止まる。 目を見開く。 息も止まる。
シャルナーク
シャルナーク
その瞬間―― ぽろっ。
シャルナーク
自分でも気づかないうちに、 涙が落ちた。
ルミア=アストレア
自分でも気づかないうちに、 涙が落ちた。
ルミア=アストレア
ルミアが止まる。
ルミア=アストレア
シャルナーク
慌てて目を拭く。
シャルナーク
シャルナーク
ルミア=アストレア
ルミアの頬が赤くなる。
シャルナーク
涙を拭きながら笑う。
シャルナーク
その言葉に、 ルミアの目も少し揺れる。
ルミア=アストレア
小さく呟く。 でも。 その声は、優しかった。 ゆっくり歩く。 一歩ずつ。 そして―― シャルナークの隣へ。
ルミア=アストレア
シャルナーク
笑い合う。 ――誓いの言葉。
フェイタン
二人の声が重なる。 そして――
シャルナーク&ルミア
――静寂。 司会が言う。
フェイタン
――少し間。 シャルナークが近づく。 ルミアの頬が赤い。
ルミア=アストレア
シャルナーク
ルミア=アストレア
シャルナーク
そして―― そっと。 優しく。 誓いのキス。 ――拍手。 その中で、 シャルナークはもう一度思った。
シャルナーク
その顔は、 誰より幸せそうだった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!