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翔陽に恋
潔子さんにそのうち分かると言われたから
部活中は考えなかったけど
確かにそう考えると色々辻褄があってしまう。
翔陽にドキドキしちまったのも
潔子さんにあまりときめかなくなったのも
翔陽を特に気にかけるようになったのも。
そんな事を考えながら歩く。
今日は久しぶりに大地さんが肉まんを奢ってくれると言うので
部活の皆で帰っていた。
1年ズが相変わらずわちゃわちゃしている
そんなのを眺めていると、案の定影山と翔陽が喧嘩し始めた。
相変わらずだな〜っと笑っていると、
旭さんに猫が居ると呼ばれてそっちに行こうとした。
その瞬間横からドンッと強い衝撃
俺は衝撃を受け止めれず、そのまま転けた
その衝撃の正体は影山に投げ飛ばされた翔陽だった。
受け身を取れず思いっきり膝を擦りむく。
西谷夕
西谷夕
日向翔陽
日向翔陽
影山飛雄
西谷夕
影山飛雄
日向翔陽
西谷夕
日向翔陽
心配そうに此方の様子を伺う翔陽と影山
大丈夫かと俺を囲って心配してくれる皆。
東峰旭
東峰旭
東峰旭
西谷夕
西谷夕
西谷夕
日向翔陽
そう言いながら翔陽が手当てをし始めてくれた。
翔陽は怪我しても悪化しないように
バレーを怪我してもすぐできるように
色々持ち歩いてるらしい。
西谷夕
西谷夕
日向翔陽
日向翔陽
日向翔陽
西谷夕
翔陽は俺の傷を綺麗に消毒した後に絆創膏を貼って
日向翔陽
そう言って絆創膏の上から傷を優しく撫でてくれた。
撫でられるとは思ってなくて、ビクッと小さく足が跳ねた
西谷夕
翔陽の手が
体温が離れると
名残惜しそうに、撫でられた箇所が痺れる。
西谷夕
やっぱ恋してんのか??
翔陽に??
いつから??
どこから??
そんなふうに自問自答を繰り返す。
すると離れていくと思った翔陽が
俺の頬を両手で包んだ
西谷夕
声にならない声が出る
一瞬心臓が止まった
そして大きな音で鳴り始める
翔陽にも聞こえてそうなぐらい大きく激しく鳴る。
潰れそうなぐらい速くなる鼓動。
日向翔陽
そんな心臓を他所に
真剣な顔で見詰めてくる翔陽に俺は釘付けになっていた。
何も考えれない頭によぎる
微かな期待。
もしかしたら翔陽も同じ気持ちなのかも
そんな事を考えしまう
西谷夕
俺も翔陽の頬に手を伸ばそうとした時
グリンと視界が動いた
そこに飛び込んでくる明るい声
日向翔陽
日向翔陽
安心しきった翔陽の声
どうやら俺の顔に傷がないか確認していたらしい
俺が何分にも感じたあの時間は
ほんの数秒の出来事だったようだ
翔陽は俺の頬から手を離すと
俺の体に傷がないか周りを移動しながらチェックして
日向翔陽
と立ち上がって、俺を引っ張りあげてくれた。
菅原孝支
スガさんが俺に声をかけようとしたが
俺の顔を見ると、驚いた顔をして
菅原孝支
菅原孝支
日向翔陽
と翔陽に俺を見させないようにしながら
2人で先に歩いて行った
ポカンと見ていたら
旭さんが横から
東峰旭
東峰旭
軽く笑いながら近づいてきた。
が、俺の顔をみてギョッとする。
東峰旭
と言われて気づく。
焼けそうなぐらい顔が熱いことに。
それと同時に確信する。
西谷夕
西谷夕
東峰旭