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仁
カケル
仁さんだ 俺がバイトしてる 家電量販店の社員さん
仁
カケル
仁
なんだろう 仁さんが バイト以外のことで 連絡するとは 珍しい
仁
カケル
家電量販店だから 事務所と売り場を繋ぐように 在庫を置くための倉庫がある
仁
あぁ 窓がないせいで あの薄暗い倉庫か....
カケル
お客さんが欲しい製品を 探したりする時 倉庫に行くが視線を感じた なんてことはない
カケル
勿論 バイトの 行き帰りにも通るのだが.... 仁さんの気のせいだろ
仁
仁
カケル
う〜ん 視線.. ね
一週間後....
店長
カケル
店長
店長だ いつもバイトや社員に 気を遣ってくれる いい人だ
カケル
カケル
店長
仁さんが 休み あの 滅多に休んだことのない 仁さんが....
店長
まさに 天使....
健二
店長
健二
カケル
ああ... こっちは悪魔.....
あぁ... バイトが終わった....
健二さんに 逐次 監視されてて 生きてる気がしなかった
カケル
カケル
仁さんからだ.....
カケル
仁
カケル
カケル
電話から 仁さんの 言葉になってない音と...
太鼓を叩くような声と....
仁
仁
甲高い女性の音が聞こえる...
カケル
太鼓を叩く音がだんだん大きくなる
仁
仁
太鼓の音がうるさい.....
仁
仁
太鼓の音が消え.....
一瞬の静寂
仁
仁さん?
仁
仁
切れた.....
電話が切れた......
カケル
俺は 急な出来事で しばらくは何も出来なかった
次の日 今日もバイトだ
昨日のこともあり いつもより早く身支度をして家を出た
カケル
カケル
電話がかかってきて.....
店長
えっ
健二
...カケ坊... ?
カケル
どうゆうことだ......
その日は なんとも言えない 違和感の中にいるような感じで.....
そして......
この世界の住人じゃないような気がして.....
そして.... 早く家に帰りたくて.....
でも... 何故かどこともなく 感じていて.....
あれは....
あの倉庫の中だけではなくて.....
でも..... それは......
家の中でも......
大学のなかでも.....
あぁ........
感じる
かんじる
視線を.....
視線を...カンジル.....