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(幼い頃からずっと1人だった…どこに行っても1人だった…)
(別に1人なのは問題じゃない… ずっとそうだったから慣れた… でも時々人肌が恋しくなった。 そんなこと思ったところで誰も俺を癒してはくれない。 俺は呪いを祓って祓って祓いまくって、 そう生きている方が楽でいい… 世間から見りゃただ人から 逃げてるだけでしか無かった…)
月鵺蓮
(何も期待しない…望まない。 何も要らないんだ。 有るだけ無駄なんだ。 強さの前には何も必要ない… 俺に必要なのは力だけ…)
(弱いやつは死ぬ。 それはこの世ができた頃から決まっていたんだ、きっと。 弱い奴は……)
(大嫌いだ…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1年ズと五条が話していたあの日から2日が過ぎた。
高専領内
1年ズと２年ズで体術訓練が行われるらしい
釘崎は虎杖と伏黒を見失っていた
釘崎野薔薇
2人を探す
釘崎野薔薇
キョロキョロ
人影が見えた
月鵺蓮
歩いている
釘崎野薔薇
月鵺蓮
釘崎に気にすること無く通り過ぎて行く。
釘崎野薔薇
虎杖悠仁
ジャージ姿の虎杖と伏黒が歩いてくる
釘崎野薔薇
虎杖悠仁
釘崎野薔薇
虎杖のこめかみをグリグリする
伏黒恵
釘崎野薔薇
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
月鵺蓮
歩いている
月鵺蓮
禪院真希
月鵺蓮
前を見ると２年ズが居た
月鵺蓮
逃げ出すかのようにゆっくりと振り返り歩き出そうとする
それを真希が肩を掴み阻止する
禪院真希
月鵺蓮
パンダ
パンダ
月鵺蓮
狗巻棘
月鵺蓮
禪院真希
月鵺蓮
溜息を吐く
パンダ
狗巻棘
ニヤニヤ
禪院真希
真希達の騒がしい声が1年ズの耳に入る
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
伏黒恵
虎杖悠仁
バンバン！
伏黒恵
虎杖悠仁
テクテク
釘崎野薔薇
禪院真希
釘崎野薔薇
虎杖悠仁
「ん？」
釘崎と虎杖の目に蓮が映る
「ギョ！」
イケメンな顔を見て驚きのあまり声が出た
月鵺蓮
黙って2人を見る
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
伏黒恵
頭をかきながらついて行く
すると、恵の目に蓮の姿が映る
伏黒恵
突然過ぎて混乱していた
伏黒恵
月鵺蓮
ゆっくり振り向く
月鵺蓮
伏黒恵
まだ内心驚いている
待ち焦がれた蓮が目の前に居るのだ
月鵺蓮
金色に光る双眼で恵に冷たい視線を送る
そして、目を逸らす
伏黒恵
禪院真希
月鵺蓮
シーン
五条悟
蓮の頭をわしゃわしゃ
月鵺蓮
五条悟
五条悟
五条悟
釘崎野薔薇
五条悟
五条悟
月鵺蓮
すごく嫌そうな顔をしている
「うわぁ……嫌そ〜…」
五条悟
月鵺蓮
五条悟
禪院真希
月鵺蓮
禪院真希
月鵺蓮
月鵺蓮
釘崎野薔薇
禪院真希
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