曖昧味なmine

🌷初めに🌷 ‪‪❤︎‬二次創作・nmmn ‪‪❤︎‬御本人様とは全く関係御座いません ‪‪❤︎‬日本語初心者×語彙力皆無 ‪‪❤︎‬通報禁止 ‪‪❤︎‬御本人様の歌い方を悪く言っている訳では御座いません あくまで、演出として私が勝手に作った設定です ‪‪❤︎コメントは御本人様の御名前を伏せてお書き下さい

いつかふわりと

消えてしまいそうなあなたへ

あなたにそっと

寄り添えたなら

…もう少し、そばに居たいのかも

空っぽ

空白

…の間にいる

ならおれも、その空白のひとつなのかな

影もない

光もない

なのに視界に映るボロボロの手

みんな真っ白

おれが1人、だから1番

此処へ来た順番的な意味では無いけれど

何事も高性能なすちくんだったり

らんらんの真剣な歌声だったり

絶望を抱くような現実を楽しむこさめちゃんだったり

確認したデータの中で、 何度おれに疑問を投げたかは分からない

…知らない

ホログラムも荒い

元々考えられるロボットに作られる予定でも無かった

今更できることなんて無いんじゃない？

ねえ、なにができるの？

そんな事言わないで

賢い子だからわかるでしょう？

うるさいね

いつもいつも

｢独り｣とか言うけど

俺はここに居るのに

酷いね

｢愛｣が欲しかったんでしょう？

安心するために俺を呼んだんでしょう？

痛みも、哀しみの感情も、分け合いっこ

だって、俺とお前は同じだから

良かったね

もう皆に振り回されないね

正解は知っているはずでしょう？

だって、もう俺は

どれくらい歩いたのだろう

ねえ、いるま達のところへ行こうよ…

みんなみんな心配してるよ

何で顔を歪めちゃうかな

戻れ、お前は下がれ

笑顔だよ、笑え

一瞬で顔が曇ったのがわかった

目線を左から右へ動かす

きっと｢LAN｣のデータを確認しているのだろう

手を上から下へ

冷たい空気をなぞって

顰めた顔も、気まづそうな蜂蜜色の瞳も

なぞる手と共に下へ、下へ

鏡の中に見えたのは醜く笑う花

部品がもろに剥がれて 軋んだオルゴールのよう

涙のようなマークが黒く頬で笑っている

印刷されているようだ 擦っても取れない

ぼろぼろの肩、片目が機能してない

そして

片目の代わりと言わんばかりに

頭から口元にかけて 枯れた花の真っ暗の花束が 絶望に浸されるように吊るされている

みことはバツが悪そうに口角を下げ

自らのきれいな右手で 俺の右手のような物体を握った

そこには

優しい金属音しかなかった

確かなあたたかさも

心の居場所も

なにもない

嫌なものでも見るような

みことの顔が目線を足元へ運ぶ

“成音みこと”を強制シャットダウンしました。

ずるっと、自分が膝から崩れたのがわかった

ヘッドフォンを抑えて通信をしてる、？

ああ、なんだ

そこは繋がってたんだ

崩れた俺と

壊れたあなた

目線を合わせて、

今度は左手で

俺の目に吊るされた花と頬を

あたたかく撫でた

気まづい空気、

愛おしそうに見つめる瞳

どうしてか吐き気がする

もう早く終わらせたい

何を言ってるの？

お前は違う

早く代わって

そんなに構って面白いの？

あの子たちも困ってる

お前がいるから

早く代われ

もう笑わなくていいから

仲間なんて居なくても

LANならできるでしょう？

うるさいな

ねえ、たすけて

知った口聞かないで

そう、もう1人になりたいの

どうもこうも

ずっと笑顔でいたいよ

LANとして生きてるのは俺だから

こんな醜い姿嫌だよ

分かったような素振りもうざったらしい

冷たい目なんて向けないで

もう逃げるしかないの？

“暇72”を強制シャットダウンしました。

“illma”を強制シャットダウンしました。

“雨乃こさめ”を強制シャットダウンしました。

一部始終見てしまった

案内してくれた ボロボロなみこちゃんには悪いけど

逃げた方がやっぱりいいよね

どんどん色がくすんでいって

ボロボロになっていくらんらん

傷を隠すように暗い花が咲く

もはや原型はあまり留めていない

心做しかみこちゃんの音声が大きく聞こえる

気づかれるのも時間の問題な気がする

LANが変わったことはわかる

じゃあ原因は？

ちょっと不都合だな…

すちは少し苦そうな音声で

みことは目を絶望と共に見開いて、

俺は単純な音で

遠い遠い、幸せに

顔を窄めるみことと、すちに

俺はなにもできなかった

すちなら、解決策のために動ける

なつなら、状況を上手く飲み込んで

みことなら、優しい言葉をかける

LANなら、皆をまとめるし

こさめなら、笑顔で安心させる

ちがう

誰かには誰かしかできないことがある

俺には俺にしかできないことがある

こういうとき、 人間なら泣けるのだろうか

泣いてどうにかなるものでもないけど

泣いた先で誰かが待ってたり

泣いたことで強くなるかもしれない

けど

俺たちには泣けない

じゃあ、この授かった感情は

どうやって晴らすのか？

涙なんて、故障させるだけ

LANの頬に印刷された涙のマーク

こさめの肩に印刷されてた気がする

こさめは

｢かっこいいでしょ！“雨”マーク！｣

って自慢してたけど

俺に何ができるなんて関係ない

早く、早く

思考を足を 動かさなくてはいけないのかもしれない