【第1章】2話
次の日 七瀬は天堂担からはずれ 高崎くんが七瀬担になった。
七瀬
高崎くん!
高崎
佐倉さん!
高崎
七瀬
高崎
七瀬
どこかで会ったっけ?
高崎
....陸上部でしたよね?
七瀬
高崎
佐倉さんの後輩でした
七瀬
七瀬
高崎
七瀬
身長のせいでわかんなかった!
高崎
それで苗字が!
七瀬
プライベートなこと
聞いちゃって...
高崎
高崎
嬉しいです!
てっきり忘れられたのかと....
七瀬
おぼえてるよ。
新人ルーキーだったし!
七瀬
小さかったよね?
高崎
今はもうめっちゃ大きく
なってるんで!
七瀬
高崎
高崎
呼んでもいいですか?
七瀬
全然いいよ!
高崎
言いやすくて....!
七瀬
そう言えば七瀬先輩って
呼ばれてた気する!
高崎
七瀬
あっ!そろそろ行かないと!
じゃあ高崎くん行こうか!
高崎
この時、天堂先生は七瀬のかわりに 新人の西村が天堂担になっていた。
西村
天堂
じゃあ回診いくぞ。
西村
〜病室〜
天堂
西村
西村
西村
西村は優秀な看護師で、動きも的確だった 正直なにも言うことがないため 今回ばかりは魔王と呼ばれる先生も普通の 医者になっていた。 (天堂先生は全くなんとも思っていませんが 西村はとても美人で可愛く、更に優秀な為 中高生の時からすごくモテていました。)
〜廊下〜
西村
凄くモテそうですね
天堂
西村
お聞きしたので....
全然そんなことないんですね!
西村
指示も的確でだから
もてそうだなぁと思って!
天堂
天堂
除いては全くモテない
西村
天堂
天堂
全く関係ないし
興味もない。
西村
西村
これからよろしくお願いします。
〜お昼ごはん〜
七瀬
忙しいのかな....?
いつも通り、外のベンチに腰掛ける。
高崎
お昼ですか?
七瀬
高崎
高崎
七瀬
七瀬
七瀬
一緒たべよ!
高崎
高崎は嬉しそうに隣に座る。
七瀬
七瀬
すごく美味しいよね!
高崎
めっちゃ美味しい!
七瀬
七瀬
思わなかったなぁ...
てっきり陸上選手になると...
高崎
僕も最初は目指してたんですけどね
七瀬
じゃあなんで看護師なろうと?
高崎
高崎
だったからですかね...
七瀬
高崎
七瀬
七瀬
高崎
高崎
七瀬
(なんか昔の私に似てるなぁ!!)
七瀬
なんでも言ってね!
協力できることなら協力する!
高崎
これからよろしくお願いします!
〜2階の窓〜
天堂
〜先生方の部屋〜 【夕方】
コンコン。 ノックの音がした、振り返ると
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
じゃあ先生今日は家に
帰らないって事ですよね..?
天堂
天堂
七瀬
じゃあ先生家でご飯作って
待っててもいいですか...?
天堂
行動しすぎる。もっと自分の為に
休んでいいんだけどな...)
天堂
食べてやらんことでもない。
七瀬
取り敢えず家で待ってますね!
天堂
七瀬
七瀬はそう言うと周りをキョロキョロと 見回し、他に誰もいないのを確認すると 先生の頬にキスをした。
七瀬
そう言って、七瀬は部屋を出ていく。
天堂
するとちょうど入れ替わりになるように 来生が部屋へ入ってきた。
来生
顔が赤いけど....
熱でもあるんじゃないか?
天堂
天堂先生帰宅後
七瀬
ご飯できてます!
天堂
七瀬
先生の方はどうでしたか?
楓ちゃんは?
天堂
七瀬
普通っていうなんて!
天堂
七瀬
言ってたじゃないですか...
天堂
西村は結構優秀だから
特に言うことがなくてな
七瀬
天堂
本当なんだから。
確かに腕は確かだ
七瀬
七瀬
もらったことないのに...)
少し不安そうな顔をする七瀬。
天堂
腕は確かとは行ったけど
天堂
思ってる!それにお前は
患者のことをよく見てるし
七瀬には七瀬の良さがある...
七瀬
初めてかも..!先生!
七瀬
ございます!
天堂
ホントの事を言っただけだ!
七瀬
天堂
七瀬
素直ですね!
天堂
七瀬の方はどうなんだ?
七瀬
天堂
七瀬
あと中学校の頃部活の後輩
だったんです!
七瀬
天堂
七瀬
その時の後輩です!
七瀬
いるみたいで追いかけて、
看護師になったみたいなんです
天堂
七瀬
似てるなって思ったんですよ!
天堂
七瀬
そろそろ時間ですよ。
これから夜勤ですよね?
天堂
七瀬
天堂は七瀬を引き寄せ、抱きしめる。
七瀬
天堂は髪を優しく撫で優しくキスする
天堂
七瀬