テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
1件
えっ?!めっちゃこの作品好きです❤続きめっちゃ楽しみにしています✨
kz
目覚めると 、そこには見慣れた 白い天井 があった 。
kz
あの後 、ふうはや と りもこん は 拗ねてしまい 、口を聞いてくれなかった 。
それが 寂しいだなんて 、言える訳がない 。
kz
少し気になったので 、しゅうと の部屋を覗く事にした 。
kz
ノックは せずに そっと ドアを開け 、しゅうとの 様子を確認した 。
布団に被さって あまり 見えないが 、恐らく 突然変異した時の姿 だと 予測できた 。
kz
kz
少しばかり 小さい様な 気がした 。
けれど 、死神しゅうとは 元々 が大きい 。
標準サイズに なった 、という表現が 正しいのだろうか 。
起こす理由もない為 、俺は 静かに ドアを閉め リビングへ 向かった 。
kz
そうは言ったものの 、考えるまでも無く 紙を手に取った 。
𝔻𝕖𝕪 𝟜 お題:暗闇 散歩 対象:かざね , しゅうと 条件:特に無し 2人で 手を繋ぎ 、この紙の 右にあるであろう ボタン を押して下さい 。 そうすれば 、暗い 森林 へと 転送されます 。 それに加えて 、お伝えする事があります 。 貴方達が 突然変異した姿は 、外部からは 認識されません 。 つまり 、突然変異した 姿は 貴方達 4人で のみ共有されるもの なのです 。 街中を歩いても 、外部からすれば唯の人間 です 。 そして 、突然変異とはいえ サイズは 人間に 合わせており 、 元の不気味な要素も 最小限に抑えています ので ご安心下さい 。 初日の 突然変異は 少し 誤作動があった様ですが 気にしないで下さい 。 また 、お題に着手して貰う為 、いんく としての 活動を 表向きでは 「 休止 」とさせて頂いております 。
気になっていた 活動について 詳しく 綴られているが 、そんな事は 頭になかった 。
kz
kz
kz
kz
ホラーは 得意分野 では無い 。
正直 嫌だ 。
それに 、不気味さ が抑えられているとはいえ 姿が 死神の しゅうと と 行けと いうのだ 。
kz
kz
この環境に 慣れ始めると 、感覚が 狂う 。
fu
そう言って ふうはや は 、シチュー を口へ運んだ 。
因みに これは 、りもこんが 作ってくれた 朝食である 。
どう言う訳か 、しゅうとも 食べる分には 問題ない 様だ 。
kz
rm
rm
りもこんは 苦笑いしながら しゅうとを 見ている 。
shu
shu
shu
いい感じに しゅうとが 話題を変えてくれた為 、変な空気に なる前に 答えてしまおう 。
kz
shu
fu
kz
kz
kz
咄嗟に スマホを出して 、SNS の 状況を確認する 。
すると 、温かいコメント が沢山 書かれていた 。
リスナーさん 達は 、変な憶測も 立てず ただ「 待ってる 」とコメントしてくれている 。
比較的民度 が良いんだと言う事を 、改めて 実感した 。
rm
fu
fu
shu
kz
kz
rm
kz
fu
fu
kz
確かに 忘れないうちに 行って置いた方が 良さそうだ 。
kz
shu
そう言う事なので 、2人で 行ってこようと 思う 。
kz
kz
どうして こうなったの だろう 。
ちゃんと 、指示通りに ボタンを 押したのに 。
時は遡り 約 1時間程前 。
kz
kz
shu
そうして かざねは ボタンを 押した 。
押した瞬間に 消えてしまい 、りもこんは 慣れない光景に 戸惑いを見せた 。
rm
fu
rm
そう言って りもこんは お題が書かれた 紙を渡して来た 。
rm
rm
rm
rm
inc
俺と しゅうとの 声が重なった 。
どちらも 困惑の 声色 だった 。
fu
fu
shu
rm
rm
rm
rm
りもこんに 釣られて 咄嗟に 振り向くと 、もう しゅうとの 姿はなかった 。
fu
fu
無事だと良いけど 、なんて 、柄じゃない事 を思った 。
そして 現在に至る 。
kz
ふうはや 達が 何を話したか 、本人は知る由もない 。
kz
留まる事を 諦め 、そこら辺 を歩く事にした 。
森とはいえ 、俺が 転送されたのは 周りが 木々に囲まれた 小さい 広場 みたいな 所だった 。
kz
kz
kz
森の中で 合流なんて 、無謀な事だろうか 。
しゅうとを 待っても 良いのだが 、果たしていつ頃 合流できる だろう 。
kz
そう言った 直後だった 。
背後から 声が聞こえ 、咄嗟に 振り返る 。
kz
暗くてよく 見えず 、少し 身構えた 。
けれど 、正体が 分かると すぐに肩の 力を抜いた 。
kz
そこには 、死神しゅうと の姿が あった 。
shu
shu
kz
kz
shu
shu
kz
俺は その場で 固まった 。
kz
kz
状況を 説明しよう 。
しゅうとと 俺は 、あの後 直ぐに 転送された 。
恐らく 、時間の制限が ある為だと 思うが ……
そんな事は どうでも良く 、
ただ 分かるのは
机に 置かれた 赤い封筒 が やばいもの だと言う事 。
kz
kz
kz
kz
俺は 情報量で 頭が回らないのに 、しゅうとは いつだって 冷静だ 。
今だって 、封筒を開けて 紙を見ているけど 、顔色ひとつ 変えない 。
kz
shu
そう言って 、しゅうとは 紙を渡して来た 。
渋々 、目を通す 。
𝔻𝕖𝕪 𝟜 お題:未達成 ペナルティ:有り 本来なら 、転送した後の 1時間程 で 何かをして貰う 予定でした 。 ですが 、転送場所が バラバラに スタート 。 結果 、合流に時間がかかり 、実行できませんでした 。 ペナルティとして 、お二方には 後日 、過激な 内容の お題を 実行して貰います 。 する気が無いのなら 、無理矢理させますので 。
inc
この空気感を どうしろと 言うのだろう 。
その後 2人は 、買い出しから帰宅した ふうはやと りもこんに 事情を話した 。
ふうはやは 苦笑い 、りもこんは ただ 「 頑張って 」と一言 。
明日を 考えて 、憂鬱になる しゅうと と かざね であった 。
閲覧 ありがとう御座います 。
遅れました 。申し訳ないです 。
次回更新予定 ▷ 8月28日 20:00