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( '-' )スゥゥゥ⤴︎︎︎好きだわまじで
からぴちのこういう系の作品をもっと作って欲しいです!ほんと感動しました!
じゃぱぱside
どぬが失踪してから約8時間がたった
辺りは次第に暗くなっていき、雨も強くなってきた
じゃぱぱ
周りの通行人が異物を見るような目でこちらをチラチラと見てくるが
俺は構わず叫び続けた
水たまりに何度も飛び込んだせいか
靴がびしゃびしゃに濡れていた
でもそんなこと気にする暇もなかった
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
無我夢中になって走り続けていると
ポケットから振動を感じた
俺はそれをすぐ取って応答した
じゃぱぱ
うり
うり
じゃぱぱ
じゃぱぱ
うり
じゃぱぱ
じゃぱぱ
うり
そう言って通話は切れた
8時間探し続けたせいか呼吸も苦しくなり、足も棒になっている
俺はただ単に探し回っても見つからないと悟った
どぬが行きそうな場所……
じゃぱぱ
俺は目の前の公園に謎の既視感を覚えた
わからない。
何故か分からないが俺は目を凝らして
公園の奥ら辺にある葉っぱが積もった秘密基地みたいなところを見た
見えない。
なぜ俺がこんなにも秘密基地を見たがっているのかわからない
天候が悪いせいかはっきりと見れなかった
ぼやける視界__
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
見えろ!
見えた!!!!!
ピントが会った瞬間俺は目を見開いた
そこには
___倒れ込んでいるどぬがいた。
じゃぱぱ
俺は溢れかえりそうになる涙を堪えて必死に走る
じゃぱぱ
わからない
全部わからない。
自分の感情も。
どぬへの想いも____
俺は全速力で走りどぬがはっきりと見えた瞬間
ブレーキが効かなかったからか激しく横転した
痛みは感じなかった
でも、どぬを見た瞬間、
急所を刺されたような違う痛みを感じた。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
雨はずっと降り続けている
なのに、この空間だけ春のように感じた。
どぬに顔を埋めて泣き叫ぶ俺。
どぬは少し瞼を開けて
「ありがとう」と囁やかれた
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
それに反応するかのようにどぬは目をつぶったまま小さく微笑んだ
そのまま俺も瞼を落とした