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#オリ主
RITSU
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#鶴春
可哀想な受けが大好き♡
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可哀想な受けが大好き♡
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コメント
4件
春千夜くん……。(╥﹏╥)
ああ……これ、春千夜の“いつも通りの笑顔”が逆に切ないですね。特に武臣に怒られた後の「俺が悪かっただけだから」って台詞、彼がどれだけ我慢に慣れてしまってるかを感じさせて、心がぎゅってなりました。たけみちが「なんか違う」と気づきながら、まだ踏み込めない距離感もリアルで。これからたけみちがどう春千夜と向き合っていくのか、続きがすごく気になります。春千夜編、丁寧に描かれていて良かったです。
主
主
主
主
──ある日のこと。
プラモデルをみんなで作ったあの日から、少し時間が経った。
今日は、マイキーの家にみんなが集まっていた。
マイキー
玄関から元気な声が響く。
たけみち
靴を履きながら、たけみちが慌てて立ち上がる。
その後ろでは、場地と春千夜、千咒も準備を終えていた。
春千夜
春千夜が聞く。
バジ
場地が笑いながら言った。
たけみち
たけみちが嬉しそうに手を上げる。
春千夜
バジ
みんなで笑いながら、マイキーの家を出ていく。
──今日は、なんでもない普通の日。
だけど。
こうやってみんなで遊べることが、春千夜にとっては少し嬉しかった。
公園に着くと、さっそく鬼ごっこが始まった。
たけみち
春千夜
たけみち
春千夜
春千夜は楽しそうに笑いながら、たけみちを追いかける。
たけみち
春千夜
たけみち
春千夜
いつも無愛想に見える春千夜も、マイキーや場地、千咒、そしてたけみちと一緒にいる時は、普通の子供と関わらなかった。
笑って。
走って。
くだらないことで騒いで。
そんな時間が、春千夜は好きだった。
バジ
場地がボールを持ち上げる。
たけみち
たけみちが駆け寄る。
たけみち
千寿
春千夜も笑いながら加わった。
しばらくして──。
たけみち
たけみちがベンチに座り込む。
バジ
場地が笑う。
たけみち
バジ
たけみち
バジ
たけみち
バジ
そんな2人のやり取りを見て、春千夜が吹き出す。
春千夜
たけみち
春千夜
みんなの笑い声が、公園に響いた。
その時だった。
千寿
千咒が何気なく声をかける。
春千夜
千寿
その瞬間。
春千夜の笑顔が、ほんの少しだけ止まった。
春千夜
たけみち
春千夜
春千夜はすぐに笑った。
春千夜
千寿
千咒は笑う。
千寿
春千夜
春千夜も笑った。
けれど──。
さっきまでの笑顔とは、ほんの少しだけ違っていた。
たけみちは、その小さな変化を見逃さなかった。
たけみち
春千夜
たけみち
春千夜
たけみち
春千夜はまた笑った。
いつものように。
夕方。
楽しい時間を終え、みんなで公園を出る。
マイキー
バジ
たけみち
マイキーと場地はそれぞれ帰っていく。
春千夜と千咒も家へ向かって歩き始めた。
たけみち
春千夜
たけみち
たけみち
2人に手を振りながら、たけみちは笑う。
そして、自分も家へ帰ろうとした ──その時。
千寿
ボールが転がった。
千咒が持っていたボールが、坂を下って道路の方へ転がっていく。
春千夜
春千夜がすぐに走り出した。
千寿
ボールを追いかけ、道路へ飛び出す寸前で春千夜がボールを掴む。
春千夜
千寿
千咒が俯く。
春千夜
千寿
春千夜は怒ることなく、ボールを千咒に渡した。
春千夜
千寿
春千夜
その時──。
?
2人を呼ぶ声が聞こえた。
振り返ると、そこには武臣が立っていた。
千寿
千咒の表情が少し強張る。
武臣は2人のところまで歩いてくると、春千夜を見る。
武臣
春千夜
武臣
春千夜
春千夜は俯いた。
たけみち
たけみちが口を挟もうとする。
すると春千夜が、ほんの少しだけ首を横に振った。
春千夜
小さな声だった。
たけみち
春千夜
春千夜は笑った。
春千夜
その笑顔を見て、たけみちは何も言えなくなった。
たけみち
たけみちは、その背中を見つめる。
(たけみちの心の中) ──なんだろう。
(さっきの春千夜くん。)
(いつもの春千夜君とは、少し違って見えた。)
しばらくして。
帰り道。
たけみちは、一人で歩いていた春千夜を見つけた。
たけみち
春千夜
たけみち
春千夜
2人は並んで歩き始める。
しばらく無言で歩いたあと。
たけみち
春千夜
たけみち
春千夜
春千夜は少しだけ黙った。
それから、いつものように笑う。
春千夜
たけみち
春千夜
たけみち
たけみちは春千夜を見る。
(たけみちの心の中) ──春千夜。
(もしかして。)
(いつも、こうやって我慢してるのかな。)
そう思った。
けれど、今はまだ聞けなかった。
だから──。
たけみちは何も言わず、春千夜の隣を歩いた。
春千夜
たけみち
春千夜
たけみち
春千夜
たけみち
春千夜
春千夜は笑った。
いつもと変わらない笑顔だった。
だけど──。
その笑顔の奥には。
たけみちがまだ知らない、「我慢」が隠れていた。
──春千夜は、嫌なことがあっても。
ずっと、
春千夜
そう思っていた。
そして、たけみちはまだ知らない。
その「我慢」が、春千夜の心を少しずつ苦しめていることを。
主
主
主