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#暁山瑞希
ねる
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haru
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文化祭当日
咲希
彰人
類
まふゆ
咲希が扉を開けて中に入る
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイトの明るい声と、カチューシャの耳が揺れる光景に、彰人は入口で一瞬フリーズした
彰人
彰人
咲希
咲希
咲希
彰人
彰人
強がる彰人の横で、咲希は満足げに胸を張る
咲希
咲希
彰人
類
類
類
一歌
一歌と遥が咲希に声をかける
咲希
遥
咲希
咲希
遥
一歌
一歌
類
彰人
類が優雅に一礼し、彰人が少し気まずそうに、けれど真摯に頷く
その様子を見て、一歌と遥は顔を見合わせた
目の前にいるのは、咲希を大切に思っているのが伝わってくる、どこか放っておけない雰囲気の少年たちだった
一歌
一歌
一歌の胸に、志歩と咲希の仲を取り持てるかもしれないという、小さな希望が灯る
咲希
咲希
類
教室には穏やかな空気が広がっていた
賑やかな校舎、色とりどりの装飾、そして楽しげな生徒たちの声
彰人もこの時だけは、心の奥に溜まった淀みを忘れ、一人の高校生としてこの「光」に身を委ねていた
彰人
まふゆ
不意にまふゆが足を止めた
視線の先には、まふゆの父親が穏やかな笑みを浮かべて立っていた
まふゆの父
まふゆ
そこに流れていたのは、あの「家出」の夜に見た母親の執念や冷たさではない
どこにでもある、温厚で、慈愛に満ちた「暖かい家庭」の空気そのものだった
しかし、そんな温かい空気の中で、彰人だけは冷たい泥を飲み込んだような違和感に襲われていた
彰人
彰人
彰人
咲希
心配そうに覗き込む咲希の瞳
その純粋な光に当てられ、彰人は逃げるように視線を逸らした
彰人
彰人
嘘をつくたびに、胸の奥の「黒い炎」がじわりと熱を帯びる
賑やかな文化祭のど真ん中で、彰人は一人、誰にも言えない孤独な冬の寒さに震えていた