はる
はる
はる
あの事故から 3ヶ月たった今でも はるは目を覚まさず 俺は毎日はるの病室に通い 時には寝不足で 朝方に寝てしまうこともある、
そんな中俺の誕生日が来た、
流星
大吾
流星
流星は 俺の仕事場の後輩 よく相談しあう仲 今回も流星に相談して 病室まで来てくれた
大吾
流星が目の前にいる時は 出来るだけくらい顔はしてない でもつい暗い顔になる
流星
大吾
そりゃ大切な人と誕生日を迎えられないんやから この顔にはなるよ、
流星
大吾
流星
大吾
大吾
大吾
大吾
大吾
流星
そうだよ、 俺はずっと憎しみと後悔しか 心の中にしかなくて はるの顔を見る度に ごめんな、 俺がもっと構ってやれば、 そう謝ることしか出来なくなってた、
あれからさらに時間が過ぎて もう年を越してしまってた
はる、もう起きて、
ずっと寝ててもいいことないでしょ そんなことを時々考え そう言うことを考える度に はるが起きるのを待つそれが俺の 今できることだ、 だから、ただはるの顔を見つめ ごめんな、 そう呟くだけだった
そして 3月が終わる頃
大吾
ごめんな、 この言葉を毎日言い続け 手を握る
そして、急に 溢れそうな涙を抑えてたはずなのに 抑えきれず、涙がはるの手に溢れた
大吾
そう呟いた瞬間 はるの手がピクっ そう動いた気がした、
まさか、と思いはるの手を見てみる
大吾
ピクっ やっぱり動いた、 はる、目覚して
大吾
ゆっくりとはるの目が 開いていくのが見えた
大吾
はる
大吾
はる
良かった、やっとはるの 目を瞑った姿以外を見れた それが嬉しくて また涙があふれる
大吾
はる
大吾
はる
はる
大吾
はる
はる
はる
大吾
はる
はるも涙を流す
はる
はるは全ての力を使うからのように 起き上がる
はる
大吾
はる
大吾
大吾
大吾
大吾
大吾
大吾
大吾
はる
大吾
もう泣かないようにしようって思ってたのに 涙が止まらない
はる
大吾
はる
大吾
大吾
大吾
はる
大吾
大吾
ポロッ
俺が流したこの涙は 初めての嬉し涙
そして、
たんぽぽの綺麗な結婚式で はるのことも はるの笑顔も一生守って、 はるのことを一生 愛し続ける そう誓った
~END~
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