〜🎶
優華
電話...大和...
優華
はい
大和
あ!せーんぱい!!
優華
随分元気だね
大和
だって父さんから話聞いてさー
優華
あんたの家がシングルだったなんて
大和
へへ!
でもこれで一緒にいれるねー!
でもこれで一緒にいれるねー!
優華
最悪なんだけど!!
大和
え?!ひどい!
優華
だってあんたありがとうもゴメンなさいも出来ないんだも!そんな人と家族なんてごめんだわ!
大和
そ、それも嫌だったのかよ...
優華
そうよ!
大和
あとは?嫌なとこ!
優華
え、
優華
強引、わがまま、意地っ張り、ナルシスト、髪の毛の色が明るすぎ
服も着方が乱れすぎ、
服も着方が乱れすぎ、
大和
そんなあんの?
優華
なんならまだ出るけど?
大和
わ、わかった...
優華
でも
大和
なに...?
優華
いい所もあるわね
大和
え?ほんと?
優華
優しいところ
優華
それだけよ。
じゃあ切るからね。
じゃあ切るからね。
大和
あ、ちょ!
優華
よし、寝よ。
次の日、学校の昼休み
優華
(今日もゴミ重いなぁ...)
大和
先輩ー!貸して?
優華
え?や、大和...?
大和
うん!
大和は制服もある程度ちゃんと 着ていて、髪の毛も 暗くなっていた。
優華
あんた...どうしたの?
大和
先輩の好みになりたいから?みたいな
優華
そ、そう...
優華
(調子狂うな)
大和
ねぇ早くゴミ貸して?
優華
あ、う、うん...
ありがとう...
ありがとう...
大和
ねぇ、俺ってどうナルシストなの?
優華
え、俺様カッコイー!
みたいな感じ
みたいな感じ
大和
え、俺ってかっこよくないの?!
まじかよ...
まじかよ...
優華
え?
大和
ずっと自分のことカッケー!って思って生きてた...
優華
ぷっ!あはは!!
大和
わ、笑うなよ!
優華
ねぇ
大和
なに?
優華
あんたのいいとこもう1つ見つけたよ
大和
な、なんだよ...
優華
面白いところ!
大和
あ、ありがとう...///
優華
あ、でもあんたの事は好きになってないからね?
大和
そ、それわざわざ言うこと!?
優華
一応線引き?
大和
いらねー線引き...
優華
それじゃ、ありがとね
大和
うん、
優華
(言い過ぎたかな...)
優華
(これくらい言わないとダメよね...)
優華
早く諦めてくれないかなー、
悠真
あ、先輩...
優華
わ!悠真くん!
悠真
お昼...一人で食べるんですか?
優華
あ、うん!
悠真
一緒に食べませんか??
優華
え、いいけど...
悠真
じゃあお隣失礼します!
大和
せんぱ...
大和
おい
悠真
え、や、大和...
優華
大和なに?
悠真
な、殴らないで...頼む...
大和
悠真
大和
ごめんな。
悠真
え?
大和
お前俺の事避けてただろ。
今までのこと謝りたかった。
今までのこと謝りたかった。
優華
大和...
悠真
も、もう大丈夫!
大和
許してくれるのか?
悠真
もちろんだよ!これからは仲良くしようよ!
中学の時みたいに
中学の時みたいに
優華
え?同級生なの?
悠真
はい!
大和
あ、でも悠真
悠真
なに?
優華の隣に座り 優華の肩を掴み抱き寄せる
大和
優華先輩は
俺のだからな。
俺のだからな。






