愛して

俺は、大金持ちの家の養子だった、 親は、知らない、知りたくもない、 礼儀、行動、言葉、全てが丁寧すぎた 当主の変態ジジィのことは、父さんと呼ばなくてはいけないらしい‥‥ じぃや、メイドは厳しかった、 クシで髪をとくとき、すごく痛い、お風呂のとき、背中をこするとき、痛すぎる、 変態ジジィは、俺のことを、性欲処理機としてしか思ってないだろう‥‥‥‥‥ 俺は、逃げ出した、すると、誰かに連れて行かれた‥‥ そこからが地獄だ‥‥実験体のようにされる日々、 午前中は、勉強ざんまい、午後は、薬、薬、薬 ご飯？あー飲み薬だけ、 だけど、十歳のとき、燃えた、 俺だけが生き残った、 それから、施設へ、施設はつまんなかった‥‥ 俺は、折原家の養子になるらしい それから、しずちゃんの噂を聞いた、実際に見た、自然に呟いた、『かっこいい』と、 それから男装した、あんな生活してたら、身長も伸びないし、太りもしない‥‥ だから、どうにかしてごまかした、 だんだん楽しくなったんだ、 それと同時にね、しずちゃん、初めて好きな人が、犬猿の仲、報われない恋‥‥‥‥‥ あはは‥‥あはははは‥‥‥‥‥ 死ぬなら、しずちゃんに殺されたいな‥‥

くるのはやいねぇー さいっこうだよ〜 ねぇ‥‥甘楽ちゃん ぅ､ｶﾞﾊｯ ｼｽﾞ‥‥‥‥ ｼｽﾞﾁｬ‥‥‥‥ ｼ､ｽﾞ　ｶﾞﾊｯ ゲホッ ｼｽﾞﾁｬﾝ 死んでよ（泣）

！？

フワッ

ギュッ（抱きしめる）

チュッ

ドン‥‥‥‥

幸いにも、落下地は池で静雄は臨也、甘楽を庇う体制でいた

目が覚めたら病院にいた‥‥‥‥

話した

パシん（叩く音）

その夜

みんなが帰った

ギュッ

チュッ