ある日の体育の時間
女子は体育館でバレー、 男子は外でサッカーをしていた。
だけど、僕のチームはすぐに勝って終わってしまい、外の男子サッカーを見ていた。
早乙女 ゆり
なっちゃん!
夕凪 那月
ゆり、どしたの?
すると、バレーの得点係をしていた、 ゆりに話しかけられた。
早乙女 ゆり
すっっごいかっこよかった!
早乙女 ゆり
圧勝だったね!
夕凪 那月
ありがと!
そして、僕はサッカーの方に目を戻す
早乙女 ゆり
本当は、サッカーやりたかったでしょ?
夕凪 那月
まぁね
ゆりがサッカーを見始めた。
ゆりの目は、誰か1人を追っていて、とてもワクワクするような目をしていた。
_蓮叶だ
夕凪 那月
めちゃ顔出てるよ
早乙女 ゆり
えっ!?!?
早乙女 ゆり
恥ずかしい、、、、
夕凪 那月
(なんだよ小動物かよ可愛いな)
夕凪 那月
ゆり、可愛いし告れば?
早乙女 ゆり
えっ、むりむりむりぃ!!
夕凪 那月
ははっ、そんな焦んなくていいよ
本当は、告って欲しくもないし、付き合って欲しくもない。
2人がくっついたら、僕の片思いにも終止符が打てるんじゃないかなぁ、なんて、勝手に思ってる。
夕凪 那月
まぁ、片思いが分かってもなお、諦めきれない僕が悪いんだけどね、、、
サッカーに目を戻すと、試合が止まっていた。
男子が1人、足を捻ってしまったらしい。
そこで僕はいいことを思いついた。







