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ーリビングー
レトルト
目を覚ますレトルト
レトルト
そのままの体勢で カーテンの隙間から差し込む光を ぼーっと見つめる
ガッチマン
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
レトルト
顔を上げるレトルト
目の前にガッチマンの顔がある
ガッチマン
レトルト
昨夜、キヨくんが うっしーの部屋に入って行った後 おれとガッチさんは 何かあった時のために リビングで待機していた
しばらくして 不安と心配が極限状態になったおれは 軽くパニックを起こしてしまい
おれを落ち着かせるため ガッチさんが 抱きしめてくれたんだけど…
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
ガチャッ…
牛沢の部屋のドアが開く
牛沢
レトルト
立ち上がり牛沢に近付く ガッチマンとレトルト
レトルト
牛沢
ガッチマン
レトルト
牛沢
レトルト
レトルト
牛沢
ガッチマン
牛沢
レトルト
牛沢
牛沢
レトルト
牛沢
レトルト
牛沢
牛沢
ガッチマン
牛沢
牛沢
ガッチマン
牛沢
牛沢
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
レトルト
レトルト
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
牛沢
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
レトルト
レトルトを残し 出掛ける牛沢とガッチマン
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
ガッチマンがいつも座る 椅子の背もたれに触れる
レトルト
レトルト
『……ドコニ…イルノ…?』
レトルト
ぐわんっ!!
レトルト
急に眠気が襲い 視界が歪む
レトルト
ゆっくりとまぶたが閉じていく
レトルト
フッ…
意識がなくなり…
レトルト(覚醒)
レトルト(覚醒)
ガタンッ!
椅子の脚につまづき転ぶ
レトルト(覚醒)
レトルト(覚醒)
肩を抱き 体をぎゅっと縮こまらせると レトルトはそのまま気を失った…
ー数日後・朝ー
ガチャ…
部屋から出て来る牛沢
キヨ・牛沢
食器をキッチンに持っていくキヨと 目が合う
キヨ
牛沢
すぐにキヨから視線を逸らし ガッチマンの部屋に向かう牛沢
牛沢
あの日からおれは 完全にとはいかないものの キヨと接しないようにしている
仕事の日は入れ違いになるよう 朝はキヨが帰る前に出社し 夜はキヨが家を出てから帰宅
休みの日は キヨが寝ているであろう 時間帯を見計らって行動し 1日中ヴァンパイアの居所を 探っているのだが…
牛沢
コンコンッ…
ガッチマンの部屋を ノックする
牛沢
ガチャ…
ガッチマンが電話しながら出て来る
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
ガチャ…
レトルトが部屋から出て来る
キヨ
レトルト
レトルト
牛沢
レトルト
ふらっ…
キヨとガッチマンが見ていない中 牛沢の目の前でふらつく
牛沢
レトルト
フラフラしたまま キッチンに向かうレトルト
牛沢
最近のレトルトは 眠れてないのか 常に眠そうな感じで フラフラしている
でも、気がかりなのは そっちではなく…
ピッ…
通話を終え電話を切るガッチマン
ガッチマン
レトルト
ガッチマン
レトルト
レトルト
ガッチマン
牛沢
今まであんなに ガッチさんに甘えてたのに 今はそんな素振りすら 見せないレトルト
牛沢
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
自分の部屋に入っていくガッチマン
牛沢
早くあいつの居場所を突き止めて 終わらせないと……
牛沢もガッチマンの後を追うように 部屋へ入って行った…
ー数日後・夕方ー
キヨ
リビングで一人 ため息をつくキヨ
キヨ
あの日… うっしーに体液を吸われ 目が覚めた日から うっしーはおれを避けるようになった
キヨ
嫌われるどころか 恨まれても仕方がない…
やっぱり おれのせいで死んだ兄ちゃんも うっしーのように おれを恨んで……
ピコンッ
キヨ
スマホを見る
キヨ
キヨ
キヨ
ガチャッ…
レトルト
レトルトが帰って来る
キヨ
片手に赤い封筒を持っている
キヨ
レトルト
赤い封筒をキヨに見せるレトルト
レトルト
『レトルト』
切手は貼られておらず 宛名の部分にだけ 名前が書かれている
キヨ
レトルト
赤い封筒を開け 中から赤い紙を取り出す
キヨ
レトルト
『手伝って欲しいことがある 静寂の森公園に来てくれ ガッチマン』
キヨ
レトルト
キヨ
レトルト
レトルト
赤い紙をテーブルに置く
レトルト
キヨ
キヨ
レトルト
出掛けるレトルト
キヨ
キヨ
ーその頃ー
ガッチマン
スマホ画面を見るガッチマン
ガッチマン
『おれは大丈夫だから うっしーを手伝ってあげて?』
ガッチマン
あの日、うっしーと出掛けて 帰ってきた時に レトさんにそう言われた
最初は気を使ってるのかと思ったが それからもずっと 気にかける度に言われて…
ガッチマン
たまに眠そうにしているが聞いても 「気のせいだよ」と笑うだけで 本当のところは分からない
ガッチマン
牛沢
息を切らしながら 牛沢が走って来る
牛沢
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
牛沢
確認する
牛沢
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
スマホを操作し 画面を見せるガッチマン
スマホ画面には ここ一帯の地図と その地図に 無数の赤い点が記されている
ガッチマン
ある場所を指差すガッチマン
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
牛沢
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
牛沢
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
牛沢
ガッチマン
ガッチマン
牛沢
先に帰るガッチマン
牛沢
牛沢
自分の腰辺りに目をやる牛沢
事前にガッチマンから借りた 銀の弾が入った銃と 銀のナイフを忍ばせている
今のおれなら… キヨの体液を吸って 多少強化したおれなら 油断しきったあいつくらい 殺せるはず…
牛沢
もうすぐで 全てが終わる
そしたら今度こそ キヨの前から姿を消すから…
牛沢
……キヨ…
今日まで苦しませてごめん…
キヨのこと
本気で好きになってごめん……
牛沢はしっかりと前を見据え 静寂の森公園へ向かって 歩き出した…
ガチャッ…
ガッチマン
ガッチマンが帰って来る
キヨ
ガッチマン
キヨ
ガッチマン
キヨ
ガッチマン
キヨ
キヨ
ガッチマン
キヨ
テーブルの上に 赤い封筒と紙が置かれている
ガッチマン
キヨ
手に取るガッチマン
ガッチマン
キヨ
ガッチマン
キヨ
ガッチマン
ガッチマン
キヨ
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマン
キヨ
キヨ
ガッチマン
キヨ
ガッチマン
キヨ
ガッチマン
スマホを取り出し 電話を掛ける
ガッチマン
ガッチマン
ガッチマン
電話を切り 急いで玄関に向かうガッチマン
キヨ
ガッチマン
キヨ
ガッチマン
ガッチマン
キヨ
キヨ
キヨ
ガッチマン
ガッチマン
キヨ
ガッチマンとキヨは 古のヴァンパイアが住まう 静寂の森公園へと向かった…