寧々
暁山さん・・・お願い。
瑞希
・・・・・・・・・・・・・・・
瑞希
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
瑞希
寧々ちゃんが・・・そうなの・・・?
瑞希
寧々ちゃん・・・君が裏切り者の正体なの・・・?
モノミ
ちょ、ちょっと待って・・・待ってくだちゃい!
寧々
・・・・・・・・・・・・(悲しそうな顔で)
寧々
・・・・・・・・・・・・(悲しそうな顔で)
寧々
あーあ、正解されちゃったな。(笑顔で)
寧々
流石、うん、大正解だよ。(笑顔で)
寧々
あのね、裏切り者は・・・わたしなんだ。(笑顔で)
寧々
みんなの中に混じってた未来機関の人間はわたしなんだ。(笑顔で)
瑞希
・・・・・・・・・・・・!
咲希
それ・・・本当に・・・本当に言ってるの?
みのり
そんなの・・・そんなの嘘だよね?
寧々
・・・・・・・・・・・・
寧々
ごめんね、本当なんだ。
冬弥
何故・・・謝るんだ・・・?
志歩
どういう事・・・?私達の事・・・騙してたの?
遥
騙されてなんか無いよ・・・
遥
今まで一緒に頑張ったよね・・・ずっと助け合ってきたよね。
遥
そんなの・・・そんなの嘘に決まってるよ。
モノミ
ま、待ってくだちゃい・・・未来機関はミナサンが思ってるような組織じゃ・・・
愛莉
黙ってなさいよ!今は寧々ちゃんと話してるのよ!
寧々
ううん、話す事なんてもう無いよ。
瑞希
な、なんでよ・・・!
寧々
だって、犯人も裏切り者の正体も分かったよ?
寧々
あとは投票タイムだけだよ。
咲希
ま、待って!アタシ・・・まだ信じてないよ!そんなの嘘だよ!
みのり
それだったら納得出来るようにしてよ!
志歩
納得出来ないまま投票は出来ないって・・・さっき草薙さんが言ったよね・・・
寧々
・・・・・・・・・・・・・・・
遥
ねぇ、もし貴方が本当に裏切り者ならどうして名乗り出たの?
愛莉
お、おかしいわよ・・・どうしてこのタイミングなのよ・・・?
寧々
不思議だよね。どうしてわたしがこんな事が出来たのか・・・
寧々
多分・・・どうしてもみんなを守りたかったのかな・・・?
瑞希
え?
寧々
・・・・・・・・・・・・
寧々
ねぇ、暁山さん、頼んでもいいかな?
瑞希
た、頼む・・・?ボクに・・・?
寧々
わたしが裏切り者だって証明してくれる?
瑞希
な・・・!
瑞希
何言ってるの!なんでボクがそんな事・・・!
寧々
何もかも話してあげたいんだけど、そうはいかないみたい・・・
寧々
だから・・・お願い。
寧々
暁山さんなら・・・出来るはずだよ。
瑞希
出来るとか・・・出来ないの問題じゃないよ・・・
瑞希
分かってるの・・・?そんなの・・・自分を殺してって言ってるのと同じなんだよ!
瑞希
そんなの・・・ボクには出来ないよ・・・!
寧々
・・・・・・・・・・・・
寧々
本当に・・・ごめんね。でもこれしか方法が無いの。だから・・・お願い。
瑞希
・・・・・・・・・・・・
絵名
やるだけ・・・やるしかないみたいね・・・
奏
いっその事・・・何か裏が見えたら納得出来るんだけど・・・
モノミ
そんなの草薙さんにありまちぇんよ!
モノミ
だって草薙さんは裏切り者じゃないもん!
寧々
モノミ・・・?
モノミ
へ、へへっ・・・おあいにく様でちたね・・・
モノミ
あちしはねぇ!そんな女の仲間なんかじゃないでちゅよーだ!
モノミ
そんな女の事なんか何も知らないでちゅよーだ!
モノクマ
それ、庇ってるつもり?下手くそだなぁ!
モノミ
あ、あちしは・・・いつも独りぼっちで・・・仲間なんて・・・何処にも居ないし・・・
モノミ
だからっ!草薙さんともなーんも関係ないんでちゅって!
寧々
暁山さん・・・お願い聞いてくれる・・・よね?
瑞希
・・・・・・・・・・・・・・・
モノミ
く、草薙さんなんか仲間じゃないやいっ!
モノミ
あちしは草薙さんなんて大嫌いなんだいっ!!
瑞希
類のコテージを調べた時・・・ボクが見つけたウサミのマークが入ったノート・・・
瑞希
あれは・・・モノミのだよね?類がモノミから盗んだノートだよね?
モノミ
し、知らない・・・知らない・・・
冬弥
そこに・・・裏切り者が書いてたのか?
モノクマ
はーい!ちゃんと持ってきましたよ!
モノミ
ほわわっ!いつの間に!?
奏
そのノート・・・見せて・・・
1日目 今日はみんなと初めてお話しました!モノクマが現れて大変な事になりました!
2日目 星乃さんがみんなを引っ張ってくれてます!色々あったせいでみんな疲れ切ってます!
絵名
なにこれ・・・?モノミの絵日記・・・?
志歩
何処に裏切り者の正体が書いてるの?
瑞希
きっと類もそれを期待してこれを盗んだんだろうね・・・
瑞希
でもこのノートからは裏切り者の正体は分からない。もちろん類にも分からない。
瑞希
ただ、ボクには分かるんだよね。
みのり
瑞希ちゃんは分かるの!?
瑞希
今・・・ようやくだけどね。
瑞希
((いや・・・ボクはノートを見つけた時から気付いてたのかもしれない・・・
瑞希
((ただ・・・その先にある真実から目を背けていただけなのかもしれない・・・
瑞希
((でも今ならハッキリ分かる・・・
瑞希
((分かって・・・しまう・・・
瑞希
そもそも、それはモノミの日記じゃない。モノミは字が書けないんだよ。
モノミ
・・・・・・・・・・・・
咲希
じゃあ・・・これを書いたのは・・・
瑞希
モノミと繋がってる誰か・・・裏切り者だよね。
愛莉
じゃあこれは・・・裏切り者からモノミに宛てた報告書みたいなもの?
遥
私達の事を監視してモノミに報告したって証拠だね・・・
冬弥
だが・・・そこからどうやって裏切り者の正体が分かるんだ・・・?
瑞希
それは・・・ボクとある人物しか知らないはずのやり取りがここに書いてあったから・・・
16日目 ドッキリハウスに閉じ込められて3日目!みんな空腹のせいでピリピリしてます!
暁山さんなんかはみんなに疑われて焦ったのか、ファイナルデッドルームに入ろうとしました!
瑞希
その通りだよ・・・ボクは確かにファイナルデッドルームに入ろうとした・・・
瑞希
でも・・・それを知ってるのは・・・寧々ちゃんだけなんだよ。
瑞希
だから・・・これが書けたのは寧々ちゃん以外には考えられないんだよ・・・
奏
何かの間違いだよ・・・
奏
じゃあ・・・今までの時間は何だったの?
奏
あれは・・・全部嘘だったって事?
絵名
奏・・・
寧々
・・・・・・・・・・・・・・・
咲希
ねねちゃんは・・・モノクマに操られてるの!だから・・・みんなで助けてあげようよ・・・?
志歩
私だって・・・まだ信じられないよ。
志歩
だって、本当に裏切り者なら爆弾を見つけた時、あんな事するはず無いし・・・
みのり
そうだよ・・・寧々ちゃんは真っ先に自分の生徒手帳をカードリーダーに通してたよ!
瑞希
きっと寧々ちゃんは爆弾が偽物だって知ってたんだよ。
冬弥
知ってた・・・?
遥
そんな事・・・
愛莉
何よ・・・瑞希はそんなに裏切り者にしたいの!?
瑞希
そんなの・・・ボクも嫌に決まってるよ・・・!
咲希
そんなの・・・信じないよ!アタシ・・・なんで・・・なんでなの・・・?
瑞希
((そんなのボクだって信じたくない・・・でも・・・
瑞希
でも・・・それじゃあ誰も救われないんだよ・・・!
咲希
だって・・・だってあの爆弾が偽物なのはアタシとかなでちゃんだけなんだよ・・・!
瑞希
それは・・・それは違うよ!
瑞希
あの時、咲希ちゃんと奏は遺跡の前で爆弾を使ってみたんだよね?
瑞希
でも、その時モノミも見ていたんだよね?
瑞希
奏が・・・そう言ってたよ。
奏
・・・・・・・・・・・・・・・
瑞希
寧々ちゃんはモノミから聞いたんだよ。だから爆弾は偽物だって知ってたんだよ・・・
寧々
バレちゃったし白状すると・・・
寧々
偽物だって知ってたのに他のみんなに言わなかったのは・・・だってわたしがそれを言ったら・・・
寧々
モノミから聞いたっていう経緯まで話さないといけなくなるから・・・
咲希
で、でも・・・犯人がねねちゃんとは決まってないよ!
志歩
まあ・・・草薙さんなのかは・・・運次第だもんね。
みのり
か、神代さんの運を信じるって事?
瑞希
違う・・・
愛莉
そ、そんなの・・・当たってるのかも分からないじゃない!
瑞希
だから違うよ!
瑞希
ボク達は寧々ちゃんを信じるんだよ!
遥
え?
瑞希
裏切り者がどうとか・・・そういうのはいいんだよ・・・
瑞希
裏切り者が寧々ちゃんだとしても・・・そんなのボクの知ってる寧々ちゃんじゃないよ・・・
瑞希
ボクが信じるのは・・・今まで一緒に過ごしてきた寧々ちゃんだけだよ。
瑞希
その寧々ちゃんが・・・命懸けでボク達を守りたいって言ってくれたんだよ!
瑞希
だったら・・・それを信じるしかないよ!そうじゃないと・・・誰も救われないよ!
冬弥
・・・・・・・・・・・・
寧々
ねぇ、ちょっと聞いてくれる?
寧々
悲しむ必要、無いよ。だって今までとは違うしね。
寧々
みんなは今までみたいに誰かを疑って生き残る訳じゃない・・・
寧々
みんなはわたしを信じて生き残っていくんだよ。
絵名
草薙さんを信じて草薙さんを犠牲にするって事?そんなの・・・残酷過ぎるわよ・・・
寧々
・・・ごめんね。
モノミ
ね、寧々ちゃん・・・!
寧々
モノミもごめんね。
寧々
こんな事になって・・・色んな人から怒られちゃうな・・・
寧々
でもね、わたしはどうしてもみんなを守りたかったの。
寧々
それに・・・そうする事が出来て嬉しかった。
モノミ
・・・・・・・・・・・・
モノミ
あなたが・・・それを出来たのは・・・
モノミ
奇跡とも言えまちゅね・・・
寧々
・・・・・・・・・・・・・・・
モノクマ
ねぇ、さっきから何話してるの?
寧々
わかってる、投票タイムだね。
瑞希
ねぇ・・・寧々ちゃん・・・
寧々
大丈夫、大丈夫・・・わたしに投票して。
みのり
・・・・・・・・・・・・・・・
愛莉
なんでよ・・・・・・・・・
モノクマ
あー、疲れた。えーと、発表させてもらいますと・・・
モノクマ
未来機関の裏切り者であり、神代くんを殺した今回の犯人は・・・
モノクマ
草薙寧々さんなのでしたー!
志歩
本当に・・・正解なんだ・・・
咲希
嘘・・・運が成功したの・・・?
寧々
・・・・・・・・・・・・・・・
寧々
みんな、おめでとう。
遥
何も嬉しくないよ・・・
冬弥
本当に・・・草薙は・・・未来機関の人間なのか?
寧々
黙っててごめんね。
冬弥
・・・・・・・・・・・・・・・
奏
信じられないよ・・・信じたくないけど・・・
奏
信じるしか無いんだよね?
寧々
・・・・・・・・・・・・・・・
寧々
ごめんね。
寧々
もっと早く言えば良かったんだけど、どうしても言えなかったんだよね。
寧々
だって、わたしは未来機関を裏切れない・・・
絵名
裏切れない?
寧々
みんなは空を飛びたくても飛べないし・・・水中を自由に泳ぎたくても泳げないでしょ?
寧々
それと一緒。
寧々
そういうものとして存在してるわたしは決して未来機関を裏切る事は出来ないんだよ。
瑞希
何それ・・・
瑞希
でも・・・最終的には自分でバラしてなかった?
寧々
・・・・・・・・・・・・
寧々
ふふっ、そうだね。
咲希
わ、笑ってる場合じゃないよ・・・
寧々
でもね、不思議と後悔・・・してないんだよね。
寧々
むしろ・・・嬉しいんだよね。
寧々
みんなの事を守りたいって思えた自分がね。
寧々
だから・・・わたしは自分の行動を誇らしく思うよ。
志歩
相変わらず何を聞いても答えてくれないんだと思うけど・・・
志歩
どうして未来機関に居たのかとか・・・
寧々
・・・・・・・・・・・・・・・
みのり
寧々ちゃんが裏切り者だとしても・・・わたし達は裏切られてないよ。
みのり
寧々ちゃんはずーっとわたし達の仲間だよ。今だってそうだよ・・・
みのり
責める気なんて無いよ・・・だから謝らないでよ・・・
寧々
・・・・・・・・・・・・・・・
愛莉
裏切り者が暴かれて・・・その寧々ちゃんが負けて・・・結局は神代さんの狙い通りね・・・
遥
その事なんだけど・・・本当にそうなのかな?
遥
だとすると・・・変じゃない?
瑞希
何が・・・?
遥
だって・・・私達は負けそうになってたんだよ?
遥
ううん、草薙さんが言い出してなかったら確実に負けてたよ。
モノクマ
うぷぷ・・・実はそうなんだよね・・・
モノクマ
神代くんは裏切り者をあぶり出すって言っただけで殺すとは言ってないんだよねー。
瑞希
え?
モノクマ
そう、神代くんの目的は・・・
モノクマ
裏切り者の正体を暴き出した上で、裏切り者以外の全員を殺す事だったんです!
冬弥
う、裏切り者以外の全員を殺す・・・!?
絵名
な、何でそんな事するのよ・・・!
寧々
もういいよ・・・
瑞希
もういいって・・・!
寧々
状況とか環境が違ったら類もそこまではしなかったはず・・・
モノミ
・・・・・・・・・・・・・・・
モノミ
寧々ちゃん・・・貴方は本当にお人好しでちゅね。
寧々
・・・そう?
モノミ
全く・・・誰に似たんでちゅかね?
寧々
お父さんとかお母さんじゃない?
モノミ
なら、あちしも寧々ちゃんに負けてられないでちゅ!
モノミ
あちしも一矢報いてみせるでちゅ!!
モノクマ
ん?
モノミ
もう・・・あんたの好きにはさせないでちゅ!
モノクマ
ば、バカ・・・やめろ・・・何するんだって!
モノミ
えぇい!死なばもろともでちゅー!
瑞希
じ、自爆した!?
みのり
えっ!?モノクマが死ん──
モノクマ
死んでないよ!
絵名
うわっ!新しいのが出てきた・・・!
モノクマ
びっくりしたぁ・・・スペアが無かったら死んでたよ。
モノミ
まだでちゅ!何回でも殺してみせまちゅ!
モノクマ
ちょっ!?
モノミ
やいやい、まだでちゅよ!
モノクマ
や、やめろってば・・・このままじゃ全滅しちゃうって・・・
モノミ
そうでちゅ!モノクマのスペアが無くなるまでやってみせまちゅ!
モノミ
生徒のミナサンは・・・あちしが守りまちゅ!!
モノミ
残りは何体でちゅか!!いっそまとめて出てきなちゃい!!
モノクマ
そ、そんな・・・もうそんなには・・・
モノクマ
那由他くらいしかないよ。
モノミ
・・・・・・・・・・・・
モノミ
は?なんて?
咲希
な、那由他って・・・
寧々
一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、杼、壌、講、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、''那由他''
寧々
10の60乗だね。
モノミ
は・・・はは・・・
モノミ
この期に及んで冗談でちゅか、なかなか神経が太いでちゅね!
モノクマ
冗談じゃないよ?
モノクマ
ほら、見たよね?こうしてる間にも工事でボクは作られてるんだよ・・・
モノミ
あれは・・・ただのぬいぐるみなんじゃ・・・
瑞希
そうだよ!ボクも手に取ってるし!
絵名
ハッタリよ!モノミやっちゃって!
モノクマ
ただのぬいぐるみでもそこに人格を入れればモノクマになるよ。
瑞希
そ、そんな事・・・出来る訳ないじゃん!魔法じゃあるまいし・・・
モノクマ
魔法ねぇ・・・
モノクマ
うぷぷ・・・うぷぷぷぷぷぷぷぷ・・・!
モノミ
まさか・・・もうそこまでの力を・・・!?
愛莉
どういう事・・・!?意味分かんないわよ・・・
モノクマ
ま、想像はオマエラに任せるよ。
モノクマ
で、その那由他の軍勢に挑むモノミちゃんのスペアは残り何匹なのかな?
モノミ
うっ・・・くくっ・・・うううう・・・!!
モノクマ
えーと、確かちょうど10かな?
モノクマ
あっははは!!少ねー!!
モノミ
あ、諦めまちぇんよ!例え勝ち目がなくても・・・あちしはっ!
寧々
もういいよ、モノミ。
モノミ
ほえっ?
寧々
あのね、諦めるんじゃなくて・・・
寧々
信じよう。
寧々
あとは・・・他のみんなが何とかしてくれるよ。
モノミ
でもっ!!
寧々
ね?
モノミ
・・・・・・・・・・・・・・・
志歩
なにこれ・・・?
遥
私も良く分からないけど・・・1つだけ言えるよ。
遥
モノクマは・・・未来機関にとっても敵なんだね・・・
冬弥
つまり・・・未来機関以外にも敵が居るのか?
モノクマ
はい、もうそこまでー!
モノクマ
だって・・・だってだってだってだってだって・・・
モノクマ
おしおきタイムが始まるもーん!!
瑞希
・・・!!
瑞希
ま、待ってよ・・・もう少しだけ・・・
モノクマ
そう言われて・・・待つのと待たないの・・・どっちが絶望か・・・
モノクマ
分かるよね?そう言われてボクが待つ訳無いって事くらいはさ!
瑞希
でも・・・ボクはまだ・・・!
寧々
ごめんね、暁山さん・・・
寧々
どっちみち、わたしから言えるのはここまでなんだよ。
瑞希
そうじゃなくて・・・ボクは・・・
モノクマ
では、超高校級のゲーマーである草薙寧々さんにスペシャルなおしおきを用意しました!
モノクマ
それとモノミもだね!
寧々
えっ?
寧々
なんで・・・モノミも?
モノクマ
おまけだよ・・・おまけ。
モノクマ
元々生徒じゃないそいつはいつ殺しても良かったんだよ。
モノクマ
それにボクもずっとウザイって思ってたしね。
モノクマ
それとね、思い出したんだ!ボクって一人っ子なんだ!
モノミ
いいんでちゅよ・・・あちしはみんなを信じてるので・・・
寧々
みんな、色々とごめんね。
寧々
最後まで守れなくて・・・ごめんね。
モノミ
英雄になる必要なんてないでちゅよ。無理に誰かに認められなくてもいいんでちゅからね。
モノミ
そんな事で自分を責めたり他人を責めたり・・・それで誰かに嫉妬したり・・・
モノミ
でもね、そうじゃないんでちゅ。
モノミ
他人に認められなくても、自分に胸を張れる自分になってくだちゃい!
モノミ
そうやって自分を好きになれば・・・その愛は一生自分を応援し続けてくれまちゅよ。
モノミ
らーぶ・・・らーぶ・・・・・・
寧々
バイバイ、みんな・・・
寧々
大丈夫だよ、輝かしい未来はいつだってみんなの前に広がってるから。
寧々
本当だよ・・・絶対だよ。
寧々
だって・・・わたしには分かるから。
モノミ
バイバイでちゅ!ミナサン、先生の事忘れないでくだちゃいね。
モノクマ
では、張り切っていきましょーう!これが最後の・・・おしおきターイム!