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※このお話は2020年1月5日 #いちごの日特別番外編 としてTwitterで公開したものです
※本編とは一切関係ありません
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それでは次のタップから スタートです!!!
可愛シエル
冴内蒼空
1月5日
いつものように蒼空の部屋に やって来たシエル。
心なしかいつもより テンションが高く見える。
可愛シエル
冴内蒼空
可愛シエル
シエルは背中に隠していた袋を 見せびらかすように掲げた。
可愛シエル
冴内蒼空
可愛シエル
冴内蒼空
冴内蒼空
蒼空はシエルが来る前に 完成させたばかりの 服を一式渡した。
可愛シエル
シエルは持ってきた荷物を床に置くと さっさと洋服を脱ぎにかかる。
冴内蒼空
蒼空が慌てて部屋を出ていくと シエルは本格的に着替え始める。
可愛シエル
可愛シエル
冴内蒼空
冴内蒼空
一人言を漏らしつつ着替えるシエルに 廊下から蒼空が声をかける。
可愛シエル
冴内蒼空
蒼空は慌てて扉から離れ ドタバタと部屋から離れた。
可愛シエル
余りの慌てぶりにシエルは小さく笑った。
可愛シエル
シエルはチラリと持ってきた 苺の袋に目をやった。
コンコン
お盆を持って戻ってきた蒼空が 扉を軽く叩いた。
お盆の上には皿とフォーク、 冷蔵庫にあった練乳が乗っている。
冴内蒼空
可愛シエル
冴内蒼空
コンコンコンコン!
予想と違う返答に嫌な予感がした蒼空は 少し乱暴に扉を叩く。
可愛シエル
冴内蒼空
ガララララッ
シエルの許可を待たずに 意を決して扉を開けた。
可愛シエル
蒼空が部屋に入ると 右手に練乳のチューブ 左手に今にも練乳が垂れそうな苺 そして太股には既に 練乳を垂らしたシエルがいた。
冴内蒼空
可愛シエル
冴内蒼空
可愛シエル
冴内蒼空
冴内蒼空
蒼空は服が汚れることしか 考えていなかった。
だからティッシュを手に 文句を言いながらシエルに近付いて、 それを目の当たりにする。
シエルの太ももに零れた練乳は さらに垂れてシエルが脚を開いたら 今にでも服についてしまいそうな 有り様だった。
しかし今はそれどころではない。
蒼空が練乳を拭くと言うことはつまり…。
可愛シエル
冴内蒼空
蒼空の心臓はバクバクだった。
冴内蒼空
そんな蒼空の葛藤なんて お構い無しでシエルは苺を頬張る。
可愛シエル
可愛シエル
それどころか その食べかけの苺を 蒼空に差し出してくる始末だった。
冴内蒼空
冴内蒼空
可愛シエル
シエルは拗ねたように わざとらしく唇を尖らせた。
冴内蒼空
可愛シエル
蒼空の食べなかった苺に 練乳を追加しながら シエルは不満げに言った。
冴内蒼空
可愛シエル
可愛シエル
かけすぎた練乳が口の端から垂れた。
シエルは服が汚れないように 慌てて上を向いた。
可愛シエル
両手が塞がってどうしようもないので 蒼空に助けを求める。
冴内蒼空
慌ててシエルの口元を拭こうとした 蒼空はその光景に固まった。
つい、連想してしまったせいで 顔が真っ赤になるのを感じ 慌てて後ろを向く。
可愛シエル
ついに練乳が顎に到達するのを感じ シエルは焦る。
可愛シエル
その声に驚いて振り返った蒼空はと言えば、
冴内蒼空
半ば自棄になると チラチラと後ろを確認するように 振り返りながら どうにかシエルの口元を拭った。
可愛シエル
可愛シエル
可愛シエル
冴内蒼空
完全にヤケクソで 叫ぶようにして答えた蒼空の口に 冷たい物が押し当てられた。
冴内蒼空
可愛シエル
口に押し当てられたのは シエルが取り出した苺だった。
蒼空はシエルの笑顔に押し切られるように、赤面したままその苺を咀嚼した。
冴内蒼空
可愛シエル
満足げに笑ったシエルは 再び苺にかけようと練乳を手にする。
冴内蒼空
冴内蒼空
可愛シエル
可愛シエル
冴内蒼空
その後、
蒼空の部屋には 食べ物の持ち込みが禁止になったとか ならなかったとか。
おしまい
※この話は本編には一切関係ありません (2回目)