怒ってるわけじゃない ただの嫉妬だった───
美神 蓮
どうした?
愛内 恋
ううん…
ぎゅっ───
美神 蓮
( ずるいよな…
美神 蓮
目移りすんなよ…
愛内 恋
しないよ?
美神 蓮
うん
愛内 恋
先生こそ…しないでね?
愛内 恋
んっ///
美神 蓮
愛してる
不安だった──
転校してきたばっかの佐久間と あんなに仲良さそうに帰っている所を見たから───
愛内 恋
先生?
美神 蓮
ん?
愛内 恋
愛してる///
美神 蓮
俺から離れんな…
愛内 恋
離れないよ
美神 蓮
絶対だからな?
愛内 恋
うん///
少し安心した──
先生は夕飯までと寝室に入った
愛内 恋
先生?
美神 蓮
恋は寝とけ
愛内 恋
私?
美神 蓮
やっぱり自覚症状ないな
愛内 恋
え?
美神 蓮
体温測ってみ?
そう言って体温計を取り私に渡す
"38.2℃"
愛内 恋
え…なんで?
美神 蓮
夕飯作ってくるからその間寝とけ
愛内 恋
…先生いないのやだ
美神 蓮
( 熱があるってわかった瞬間甘えてくるのはずるいって//
美神 蓮
夕飯作ってるから!
なんかあったら呼べ
なんかあったら呼べ
愛内 恋
先生…
美神 蓮
ん?
愛内 恋
大好き///
ちゅっ──
美神 蓮
俺も大好きだよ///
愛内 恋
んっ──
美神 蓮
じゃあ少し寝てろよ?
愛内 恋
はぁいっ
先生はキッチンに向かった
私は先生のベッドの匂いに落ち着き いつの間にか眠っていた───
「…ん」
「恋!起きろ」
愛内 恋
んぅZzz
美神 蓮
大丈夫か?
愛内 恋
なにが…
美神 蓮
なんでもないならいいや
愛内 恋
何もない…
美神 蓮
飯できたけど食う?
愛内 恋
食べる
美神 蓮
じゃあおいで
愛内 恋
抱っこォ~
美神 蓮
(ドキッ///)
美神 蓮
( 甘えんぼう出たな///
フワッ
先生は私を軽く抱きあげてくれた
テーブルにはご飯の用意がされていた
愛内 恋
先生の手料理久々な感じがする
美神 蓮
最近恋ばっかに作らせてたからさ
愛内 恋
好きだもんね?私の料理
美神 蓮
おう///
\ピンポーン/
愛内 恋
(ビクッ)
美神 蓮
大丈夫!ちょっと待ってて?
愛内 恋
うん…
美神 蓮
はい
玄関のドアを開ける
美神 桜
お兄ちゃん…
美神 蓮
桜!?
美神 桜
もう桜無理…
美神 蓮
葵の次は桜かよw
美神 桜
え…?葵来てるの?
美神 蓮
この前来た…言っとくけど泊めねぇぞ
美神 桜
泊めて?
美神 蓮
やだ
美神 桜
誰か来てるの?
美神 蓮
彼女
美神 桜
どんな子?みたい!
美神 蓮
帰れ
美神 桜
おっ邪魔しま~す
桜は俺の言葉を無視して部屋の中へ入った───