「 待って下さい 、 社長 。 」
社長が口を開いた途端 、 俺の背後から声が聞こえた 。
俺の背後を見た敦くんは 目を輝かせ 、 社長は当たり前だろう 、 驚いた表情を浮かべる 。
🐯
○ ○
懐かしい名前に思わず眉を 顰めた 。
すぐに聞き間違いだ 、 それか人違いだろう 。 なんて考える 。
🗡
訝しげな表情を浮かべて 問い掛ける社長 。
「 私に一任させては くれないでしょうか 。 」
「 私の古い知り合いですし 。 」
○ ○
背後にいる人は俺の肩を 力強く掴みながら言う 。
恐る恐る後ろを見れば 、 どこか裏がありそうな微笑みを 浮かべ 、 此方を見る 高身長の男がいた 。
○ ○
🤕
○ ○
圧を含んだ問い掛けに 俺は嫌でも頷いてしまった 。
🗡
○ ○
🤕
絶対不合格にされる … なんて思って恐ろしさのあまり 目を瞑る 。
どこか自分の肩を掴む力も 強くなっている気がする 。
🤕
昔とは全く違う 、 穏やかな口調で提案されては 肩を組まれる 。
○ ○
元上司の相手に律儀に 返事もせず 、 俺は相手から 離れた 。
相手が一瞬眉を顰めたが 、 すぐに扉に向かった 。
昔の真っ黒な背中とは 違う 、 不思議と温かみを 感じる背中を俺は追い掛けた 。
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さくしゃ
さくしゃ
コメント
38件
待って好き...これ考えた主様はフョードル君以上のIQか?
うわ!この展開続きが気になる!!!
HAHAHA 俺も好き 。 そして 自分の文才の 無さに 死にたくなる 。