U_i
!!
U_i
えっと...大丈夫?
ゆっくりと近づいてくる彼に、
慌てて立ち上がる
N_a
す、すみません
N_a
大丈夫です...
U_i
あぁー、そんなに目を擦ったら
U_i
だめ!!笑
N_a
えっ...と、?
U_i
目が腫れたら綺麗な顔が台無しでしょ?
彼のポケットからハンカチを取り出す
U_i
はい!
N_a
あ、ありがとうございます
N_a
本当に助かりました
U_i
いえいえ
U_i
逆にごめんね
N_a
?
U_i
タイミング悪く入ってきちゃって
U_i
じゃあ、俺帰るね
N_a
はい
N_a
ありがとうございました
なんて優しい人
胸の痛みが消えた訳ではないけれど
胸の奥が暖かくなっている気がした
N_a
少し話せて良かった。
N_a
あ!お名前聞くの忘れてたぁー
R_n
何が忘れたの?
N_a
るなー
N_a
あの人のお名前聞くの忘れた
N_a
あと、ハンカチも
R_n
あぁーじゃあ会いに行く?
N_a
そうする!!
でも、学年も聞いてなかった💦
R_n
学年は?
N_a
聞くの忘れたけど
N_a
なぜかあの人タメだった
R_n
じゃあ先輩!!
N_a
なんで分かるの、?
R_n
だって、こんなに可愛い人って学校全体に広まってるから
R_n
先輩でも、後輩でも分かるよ
N_a
?
N_a
可愛くないよー、
R_n
はぁ、自覚ない
R_n
別にいいんだけど
R_n
とっても可愛いから
R_n
許せちゃう
N_a
??
R_n
じゃあ明日先輩のところ行く?
N_a
うん!!そうする
N_a
ありがとう!
R_n
いえいえ
あの人のお名前はなんだろう...
その時、自分の頭の中に
たくさんのはてなマークが浮かんだ








