ちょっと、さすがに酷くないですか

ずっと曖昧に進んできて分からないな 僕の心はいつだって思い込んでいく 足りないの。 はぁ 現実逃避していたって変わらないな あの日は夢で全部元通りになれば 僕は幸せになるの。 全身に潜んだ悪魔に 「ああそれは違うね」 僕の世界は蝕まれ 「ちょっと流石に酷くないですか！」 あぁ僕は今も負ばっかり抱え込んで 意味もなく泣いていたいだけ 世知辛い思い滾らかせて 死んでしまいたいなんて言うけど もっと半狂乱の頭で消えちゃいたいね！ そうだろ！ 切って泣いた今日も蹴散らして 全部本能だって思い込んで！ 「ねぇ待って、これは違う」だなんて もう今更だろう? 溢れ出してる君の衝動 理解者は誰?手の鳴る方へ 僕が君を助けてあげる そうだよ、何度も。 吹っ飛んで咲いた赤い花は あぁ、これはひどいね 僕の視界に焼き付いて ねぇねぇそろそろ気付かないですか？ 僕は今も一人で何も見ないで 耳を塞いでいるのだろう？ 意味もない記憶はぐらかして もう分かんないなんて言うけど もっと状況整理、理解して？ 消えたくないね！ そうだろう？ 散って亡いた今日を思い出して 全部本当だって思い知って 「ねえ待って、生きていたい」だなんて！ さあ、この手を取って。 現実か空想なのか 微かな人影が錆びて落ちた 時計の針をそっと拾い上げた 君のだろう？ きっとそうだ僕は死んでしまって 何もないな深く沈んでく 「いいや、そんなことはないかもね！」 目を開けてみりゃいいだろ すれ違いをもっと繰り返して 僕の狂を満たしてくれよ！ いっそ感情論も追いつかない 世界がいいね。そうだろう？ 死んだ愛は全部放り出して そうさ、愛鈍悩を貫いて！ そうやって君は塞いで 冷めきった心だけ抱えて もういっか。遊びつくしたもんね！ さあ、彼方へ行こうか