テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
夕暮れの高専は、 いつもより静かだった。
訓練場から戻る途中、 風に揺れる木々の音だけが やけに大きく聞こえる。
五条 悟
隣を歩く五条悟は、 いつも通り軽い調子だった。
サングラス越しでも分かるほど、機嫌がいいらしい。
.
そう返すと
彼は
五条 悟
五条 悟
何もしてない。 何もやってない。
だけど、それが 何故か、苦しかった。
高専にいる間だけ。 任務が終わるまで。
この時間が永遠じゃないことを、 私は知っている。
五条悟は、ここに留まる人じゃない。
.
五条 悟
ねぇ、五条君
.
.
言葉を選んでいる間に、夕焼けが滲んでいく。
オレンジ色の光が、 彼の輪郭を曖昧にする。
狂おしい _ _ .
end
コメント
1件
おっふ