ジン
ご飯でも食べない?
ジン
ホソク
今出たら、まだ刺客がいる可能性もあるし そう思いながら 会議をしていた部屋を出る
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
大丈夫ですよ。
ホソク
顔にも傷が……
詰め寄って頬に手を伸ばすと その手を掴んで下げるナムジュナ
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
顔色も良くないのに 絶対もっと怪我してるのに なんでそうやって ナムジュナは僕ばっか優先するの
グク
僕らは、僕ら護衛は
守るべき相手を優先するのは当たり前のことですから
分かってあげてください…
ナムジュン
一生なり得ないのですから。
ホソク
ジュナは大切だもん…
ナムジュン
それは大いに嬉しいことです。
ナムジュン
ナムジュン
俺だけですから。
ホソク
俺、なんて 僕の前で使ったことないのに……
ナムジュン
グク
ナムジュン
初めてナムジュナの本心が見れた気がした そっか、俺、か それに、黙ってって そんな言葉使うんだ
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
疲れましたでしょう。
ナムジュン
ホソク
後ろをいつものように着いてくるナムジュナに 僕は不満よりも 嬉しさが勝って 夕食もいつもより美味しく感じた
ジン
少し話さない?
部屋を用意してもらって そこでナムジュナに身支度をしてもらって そろそろ寝ようとベッドに寝転がると ジンヒョンがノックをして入ってくる
ナムジュン
ホソク
ナムジュナもすぐ寝るんだよ。
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
僕が寝る時はいつも ナムジュナは隣の部屋で いつでも僕を助けられるように寝ているけど そんなの寝た気になるのかなって いつも思ってた でも、それがナムジュナだから 今日くらいは 何も気にせず 休んで欲しい だから命令って形でお願いしたけど あんなに簡単に 分かりました、寝ます って言うと思ってなくて やっぱりナムジュナは かなり傷が深いんじゃないかなと 心配になる
ジン
ホソク
ジン
ジン
ジン
ジョングガは僕を守ることを選んだ。
ホソク
僕とナムジュナとは違って ジョングガは命令ではなく 自分の意志でジンヒョンを守る道を選んだ
ジン
自分の意志でホソガを守ってると思うけどね。
ホソク
ホソク
王の命令を守ろうとしてるだけだと思います。
ジン
ここに残ると思う?
ジン
死ぬってなったら結局
自分を優先してしまうと思うよ。
ホソク
ジン
ホソガを何よりも優先してる。
ジン
ホソク
ジン
立場を弁えないといけない。
ジン
大切な人が殺されようが、
ジン
真っ当しないといけない。
ジン
仕方の無いことだ。
ホソク
ジン
全然良いと思うし
僕だってナムジュンさんが心配。
ジン
ジン
他の部下や王にも目をつけられてしまうよ。
ホソク
ジン
ナムジュンさんがね。
ホソク
ジン
物凄く分かるけど、
王子、王は、時に冷酷でないと
足を掬われてしまう。
ホソク
ジン
ジン
ホソク
ホソク
しっかりしないと…
取り乱すとしても 僕よりナムジュナを優先させてなんて 言っちゃいけないんだ 優先されるべきは僕なのだから はぁ、立場なんて 上下関係なんて クソ喰らえって感じだ







