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あずき
あずき
あずき
あずき
空
樹
【空の部屋】
現在時刻・24時10分
部屋に戻ると、先輩が座って 待っててくれていた。
空
僕は少し離れた所に座る。
樹
樹
空
先輩は僕を引き寄せて、 膝の上に乗せる。
空
樹
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樹
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樹
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樹
空
樹
空
空
それでも僕は嬉しかった。 先輩が少しでも僕の事を好きで居て くれるならそれ以上嬉しい事はない。
さっき、吐血した所を見られた時は 嫌われる一択だと思っていたから… 先輩はそんな人じゃないって 分かっていながら、嫌われる事が怖くて それどころじゃなかった。自分を、 先輩を、信じることができなかった。
空
そう言いかけて僕は話すのをやめた。 これから…?僕には“これから”が あるのか?分からない... 3年は生きれるからと言っても 絶対ではない。明日急に倒れるかも しれないし、一ヶ月後かもしれない。 先輩が僕の事を好きになるに連れて、 僕の寿命は擦り減っていく。 両思いになれた頃には僕はもう..... そんなのは嫌だ。僕の事を好きになって 先輩が傷付くぐらいなら、最初から 好きになられない方がマシだ。
どうすれば良いだろう...........
そうだ。このお試し期間を無かった 事にしてもらう。これがいいだろう。
樹
空
樹
先輩に撫でられると、心が暖かく なるに連れて心の奥が少し痛む。
空
樹
空
僕は気まずくなって 俯きながら言った。
空
樹
空
空
樹
空
空
目尻に涙が滲む。 僕ってこんなに泣き虫だったっけ
樹
空
樹
空
空
“付き合える”と言いかけた 所で限界が来た。 先輩が僕以外の子と付き合う なんて考えただけでも嫌だ。 でもこうするしか...
空
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空
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空
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空
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樹
空
樹
空
僕はまた、落ち着くまで先輩に 抱きしめてもらった。
あずき
あずき
あずき
あずき
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