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テラーノベルのアプリ消したらアカウント戻れなくなっちゃったのでこれからはこっちのアカウントで投稿します!
何も無かった私に、
声を掛けて、闇から助け出してくれた
名も分からぬ少年。
きっと私の初恋はその少年だ。
今何処に居るのかも、どんな事をしているのかも分からない
だけど、私はその日運命的な出会いをした。
初恋の彼と再会出来たのだ。
私は今、ホテルの料理長として働いている。
その日は集団での予約があった
人数はおよそ10人程度。
よくある金持ちのお茶会のような感じだろうと思った。
私が料理を全て作り終え、御手洗へ行こうとしていた時だった。
鈴
鈴
鈴
???
???
鈴
???
鈴
???
鈴
運命的な出会い…では無いかもしれないが
幸運だった
鈴
???
鈴
???
鈴
???
???
乱歩(14)
乱歩(14)
鈴
本当に……あの、少年なんだ……
私を助けてくれた、あの……
鈴
乱歩
鈴
乱歩
鈴
乱歩
鈴
乱歩
鈴
乱歩
乱歩
乱歩
鈴
乱歩________side_______
昔、福沢さんに頼まれて
監禁された1人の少女を救出しに来た
鈴
その子は、12歳には見えなかった
なんと言うのだろうか……
全てを諦めてまるで闇に溺れたかの様な目
あんな目、12歳の純粋な少女がするはずない
だけど、不思議だ。
妙に美しく儚げ少女だ
乱歩(14)
鈴
乱歩(14)
鈴
乱歩(14)
乱歩(14)
鈴
乱歩(14)
乱歩(14)
鈴
鈴
鈴
乱歩(14)
乱歩(14)
乱歩(14)
乱歩(14)
鈴
鈴
乱歩(14)
鈴
鈴
鈴
乱歩(14)
これが昔の話。
その時は気付かなかったが今では、はっきり分かる
僕の初恋はきっとこの子だろう。
その日は、武装探偵社で外食をしていた。
僕が御手洗に行こうとしていた時だった。
鈴
鈴
目の前で転びそうになっている黒髪の女性
身体が自然と動いた。
乱歩
乱歩
鈴
女性は硬直していた。
鈴
思い出した。
この綺麗な黒髪、間違いない
あの少女だ。
乱歩
鈴
鈴
乱歩
鈴
乱歩
彼女の目は変わっていた、
もう闇に溺れる綺麗な少女では無くなっていた
嬉しくもあり少し切ない。、
鈴
乱歩
乱歩
鈴
乱歩
急に泣き出して吃驚した。
鈴
乱歩
僕は涙に弱い。
泣かれると如何して良いのか分からなくなるから
鈴
乱歩
鈴
乱歩
鈴
乱歩
乱歩
乱歩
鈴
もう彼女は闇の花じゃない。
光に咲く綺麗な、立派な花だ。
僕が恋をした闇の花は
もう居ない