神は暗闇の奥深くに響いているか弱い声のさえずりを聞いている。
生命の予感を感知している。
そっぽを向いているように見えるが、神には見えている
神
暇

神
暇すぎてヒマラヤ山脈になりそう。

神
…おぉぉ~い?

神
そこにいるんだろぉ?

神
なぁんで起きてくれないんだぁ?もしかしてだけどもう死んでる系?

神が怠惰に飲み込まれながらも懸命に誰かを探している
少女
…え?

神
あ!!!見つけたぁ!

神
こっちだよぉ!こぉぉっちぃ!おーい!!

少女
え、あ、ど…え?あっ。あぁ…えっ…と?

神
なあんだ、起きてるじゃないか!てっきりもうぽっくり逝ってると思ったよ。

少女
ぽっく…え?私…え?

神
あぁでももう現実世界見るに人類滅亡だねぇ。…どうしよう?

少女
えあのまず先に…あの、名前…

神
名前?あぁごめんごめん!!2000年ぶりの「ニンゲン」でうれしくなってさぁ!
ごめんごめぇん!

少女
2000…年!?

神
我(あ)の名前は「╳╥╢⎿╧╳╟╭╚╱」!よろぴ~

少女
え…?今なんて…

神
あっ!そうか、

神
ニンゲンは我(あ)の名前を解読するのは無理だったか!

神
我は神さ!

神
どんな神かは自分でも知らないけどね。てへぺろ

少女
か…神?えっ…?か…え?

神
あぁまぁ…突然名乗られても困るのは分かるよ分かる。

神
とりあえず我のことは「神」って言ってほしい!

少女
あっ、はい…神…さん…

神
そのちょーし!!

少女
えっと…どうして私はここにいるんですか?

神
んんまぁ、死んだからだよ。

少女
死んだ…!?え?私はまだ確か…何歳だったっけ…

神
何歳でも関係無いよ!ほら見~て!セルフお葬式会場が開かれてる~

少女
うぅっ!?…ウジだらけ…骨がすかすか…なにこれ…

神
キミだよ!キ、ミ!自然の恵みで3Rされてるんだよぉ!いいでしょこの生態系

少女
…う…ん?

神
そういや、キミ、宝石に興味ある?

少女
宝…石!?あっ、はい!

神
そうかそうか、そんなキミにはあそこを見てほしいねぇ!

少女
...わ...わぁ...ぁ!

少女
綺麗…ですね!

神
あ、それと一つ注意するよ。キミはニンゲンという有機物だからね

神
このことを話さないと怯えて一歩も動けそうになさそうだからね!

少女
…え?その注意って重要なこと…なの?

神
めっちゃ重要だからねぇ!?聞き逃さずに一言一言ちゃぁんとよく聞くこと!

神
まず注意事項その1!

【注意1】
この世界では金属、酸、宝石が「ニンゲン」という存在となって話したり動いたりとまるで有機物のような動きをすること。
少女
話したり動いたり…!?物質が!?

神
そうなのよぉ…それが動いてる理由はわっかんないんだよねぇ…

神
ま!知らんけどってことで!次の注意!

【注意2】
この世界では、生物は一応存在するが8割の生物が昆虫含めいなくなっており、ほぼ死滅状態であること。(なので絶滅している生物が少なからずいること)
少女
…

神
ま、一応我は絶滅しちゃってる子達を見てきてるんだけれども。

神
それは仕方がない…みたいな感じで滅亡してっちゃってさ

少女
…ねぇ、私は本当に宝石の国にいけるの?

神
行けるんじゃない?だってほら、純粋無垢だし

少女
…はぁ…

【注意3】
お前から見ている無機物たちはお前の味方か敵かは分からない。だが決定的なのは初対面で拒絶するかしないかだ。
少女
えっと…これは…

神
まぁ、説明通りだよ。でももしキミのことを拒絶してる奴がいたらぁ…

神
粉々にするんだって。

少女
え

少女
粉々に…?

少女
えぇっと流石に…それは…

少女
やりすぎじゃ…?

神
それが正当防衛なんだってね

神
ほら、我が言っているから正しいんだよ。神だから。

少女
…あっ、はい。

神
じゃあさぁ!そろそろ行ってみようよぉ!

少女
えっと…宝石の国に…?

神
れぇっっつ??

少女
ご…ごぉ…?
