薬がだいぶ抜けてきたのか 身体の火照りなどは 無くなってきた
乾き出した血だけが 生々しく残っていた
どう説明しようか...
そんなことを考えていたら 遠くから足音が聞こえた
膝に腕を付き俯いていた顔を 足音のする方に向いた
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
キミは僕の血を見ると 驚きと動揺の顔を見せた
JIMIN
JUNGKOOK
JUNGKOOK
そう言うと座っていた 僕をひょいと軽々持ち上げた
JIMIN
JIMIN
キミは焦った様子で 僕の話しは耳に入っていなかった
車に乗せられシートベルトを 締められた
急いで発進しようとするキミに 僕はもう一度話しかけた
JIMIN
JIMIN
JIMIN
やっと聞こえたのか 僕の声に反応した
JUNGKOOK
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JIMIN
そう言うと 家に向かい車が進んだ
車内には車の走行音だけが 響いていた
家のガレージに着ついた
キミは僕が歩けると言っても 運ぶと聞かないので 僕は渋々キミに抱かれて 運ばれて行った
キミは僕をゆっくりソファに下ろした
JIMIN
JUNGKOOK
JUNGKOOK
そう言うとキミは タオルを水で絞り持ってきて 優しく僕の血を拭い傷口を キレイにして消毒してくれた
消毒液で少し痛みを感じ 顔が歪んだ
JUNGKOOK
JIMIN
JIMIN
僕達はそれ以上の言葉は交わさず 僕はただ傷を眺めていた
JUNGKOOK
JIMIN
JIMIN
僕の声に返事は返ってこなかった
数分の沈黙が何時間にも感じた
キミは静かに手を伸ばし 包帯が巻かれた手に優しく触れながら 口火を切った
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JIMIN
キミの右手が僕の頬に触れ 僕は俯いていた顔を上げると キミと目が合った
キミの目には今にも 溢れてしまいそうな ほど涙が溜まっていた
JUNGKOOK
JUNGKOOK
涙がキミの頬を伝った
キミが涙を流すのは僕のせい
僕はただキミを 守りたかっただけなのに...
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
大粒の涙をこぼしながら 声を震わせて言った
僕も堪えられず涙が溢れた
JIMIN
JIMIN
僕は少しづつ話出した
女性の存在
写真を撮られ脅された事
写真を外に出さない代わりに 女性の言いなりに なっていたことを...
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
キミはそう言い頭を抱えていた
JIMIN
JIMIN
そう言うとキミは僕を 優しく抱きしめた
JUNGKOOK
JIMIN
JIMIN
JUNGKOOK
キミは抱きしめる手に力が入った
キミはゆっくり身体を 離し問いかけてきた
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JIMIN
JUNGKOOK
僕は話す事を少し躊躇したが ゆっくりと話した
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JUNGKOOK
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JIMIN
JUNGKOOK
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JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
言い終わる前に キミはまた僕を抱き寄せた
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
少し怒ったような口調で さっきよりも腕の力を入れて 抱きしめられた
JIMIN
JIMIN
すべてを話し終え 今まで溜まっていたものが 溢れ出てきた
僕はキミの胸に縋り付き 声を出し涙を流し続けた
キミはそんな僕の頭を 子供をなだめるように 優しく撫で続けた
どれくらい泣いていただろうか
一生分泣いた気がした
JIMIN
JUNGKOOK
JIMIN
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
涙と鼻水でぐしゃぐしゃに なっていた顔を キミはキレイに拭き取ってくれた
JIMIN
キミはまた優しく頭を撫でた
JUNGKOOK
JUNGKOOK
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JIMIN
JIMIN
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JIMIN
JUNGKOOK
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キミは腕を広げそう言った
僕はまた目頭が熱くなり 泣き腫らした目から またポロポロと涙が流れた
JUNGKOOK
JIMIN
僕は首を全力で振り キミの胸に勢いよく飛びついた
JIMIN
キミは優しく僕を 抱きしめてくれた
JUNGKOOK
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JIMIN
キミは僕の頬に手を当て 親指で僕の涙を拭った
JUNGKOOK
JIMIN
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JIMIN
JUNGKOOK
JIMIN
キミは僕の答えを聞く前に 僕の唇を奪った
JUNGKOOK
キミは可愛くおどけて見せた
JIMIN
JUNGKOOK
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キミは目を瞑り唇を突き出した
JIMIN
JUNGKOOK
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JIMIN
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僕は恥ずかしくて 顔を真っ赤にしながら ゆっくりとキミに近づいた
あと少しで唇が触れる ところまで近づくと...
キミは僕の頭を掴み 一気にその距離を無くした
JIMIN
キミはさっきの触れるだけの キスとは違い何度も何度も 角度を変え僕の唇に唇を重ねた
JIMIN
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JIMIN
JUNGKOOK
JIMIN
僕達は笑いあった
僕の選んできた道は 間違いだったのかもしれない
僕がキミを守りたいと 思っていたように キミも僕を守りたいと 思ってくれていた
僕はもう一度キミにキスをした
JUNGKOOK
JIMIN
JIMIN
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JIMIN
JUNGKOOK
キミは拗ねていた
そんな君が愛おしいかった
JUNGKOOK
JIMIN
JUNGKOOK
キミは優しく笑うと 僕の頭をぐしゃぐしゃと 撫でて玄関に向かった
僕は玄関までキミを追いかけた
キミが靴を履こうとしたとき 僕は我慢出来ず キミの服の裾を掴んだ
JUNGKOOK
JIMIN
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JIMIN
JIMIN
僕は持っていた裾を 急いで離した
JUNGKOOK
キミは困った様に 自分の髪をぐしゃぐしゃと乱した
JUNGKOOK
JIMIN
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JIMIN
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JIMIN
JUNGKOOK
JIMIN
僕はキミの袖を握って甘えた
JUNGKOOK
JUNGKOOK
to be continued...
コメント
10件
初コメ失礼します 続き楽しみに待ってます!!
続きみたいです!!!!!!