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現実王子様は地味子ちゃんを離さない♡

現実王子様は地味子ちゃんを離さない♡

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現実王子様は地味子ちゃんを離さない♡

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2020年06月02日

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はーい。皆さんこんにちは

ただいま昼休みです。

もちろん、図書館でお弁当を食べています

と、言ってももう食べ終わりますよ。

みなさんがくるの遅いから、

山田萌花

ご馳走様でした…

ん?

ヒーロー早く出せって?

笑笑

もうすぐ…登場するかも…しれません

山田萌花

『さて、今日も、王子様に会いにいこっと、』

もちろん、本と中の王子様ですけどw

前に言い忘れましたけど

私彼氏なんて人一度もいません

当然でしょ

はい

終わり

山田萌花

『昔むかし、あるところにとてもかっこいい王子様がいました』

山田萌花

『その王子様は、とても優しくて、思いやりがある人でした。』

山田萌花

『王女様は、その王子様を大変愛しておりました』

山田萌花

『しかし、庶民の、華子も、王子様を狙っていました』

山田萌花

『そんなある日のこと…』

ごんっっっ…!!!

急に図書館の奥で物音が

本の世界にすっかりはいりきっていたせいか

余計に、心臓が止まりそうになった

山田萌花

『お、おばけ…?』

この図書館には誰もいないはずなのに…

本を閉じて、物音がした方に足を運ばせる

お化けっ…

図書館にいるものなの?

はっ…

山田萌花

『そーか!』

山田萌花

『5年前にここで自殺した少女が大好きだった先生を探してさまよっている…』

山田萌花

『もう、それしかないだろー!!』

棚の向こう側から見えたのは、 足が2本

山田萌花

『ひぃっ…!』

山田萌花

『これはもう、幽霊だ!』

すると、その足つき幽霊は動いた

山田萌花

ひぃっわ、

山田萌花

『怖い怖い怖い』

山田萌花

すみません。許してください。私何もしてません、お願いです。あなたが探してる、先生はここにはいませんよ!

めちゃくちゃ早口で幽霊に謝る

西海唯

なに、なんの話?

山田萌花

ひぃっ、

山田萌花

ゆ、幽霊が……喋った

しかも…

少女じゃなくて、バリバリのイケメン男子だし

山田萌花

少女じゃない…

西海唯

は?

イケメン幽霊はゆっくり起き上がり、

私に近づいてくる

山田萌花

『なんで近づいてくるの?!』

山田萌花

『いくら、イケメンの幽霊だろうが』

山田萌花

『呪われたって嬉しくないんだから!』

イケメン幽霊が近づいてくるにつれて、一歩、一歩と後ずさる。

西海唯

なぁ

山田萌花

こ、こないで!

山田萌花

南無阿弥陀っ!!

西海唯

は?

西海唯

なんで俺、成仏させられようとしてんの?

山田萌花

『めっちゃこの人喋るやん、』

山田萌花

ゆ、幽霊でしょ!

西海唯

…まてまてまて、

西海唯

なんで俺、死んだことになってんの?

山田萌花

『え、wまってw』

山田萌花

『私、幽霊と会話できるの?』

山田萌花

『すごいっ!』 

西海唯

なぁ、聞いてんの?

ついに、私は幽霊に棚まで追い詰められた。

終わった…

私の人生これからなのに…

呪い殺されるなんて…

私は、今まで、まともに生きてきたつもりなのに…

イケメンだからって、

甘くみてた…

山田萌花

ごめんなさい

山田萌花

殺さないで…

西海唯

は?

ドンッ…

幽霊は私の顔の横に手を置いた

まて、まてまて、

これは、これはっ!

壁…ドン?

私…全ての機能が停止しました

さてどうなるの?

この後…

まだまだ面白いことが起きそうダァ!

第3話お楽しみに

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