テラーノベル
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この世界は不平等だ。
顔が良ければ人が自然と集まり 見て分かる能力がある者は歓声を浴び 目に見えない優しさを持つ者は皆の踏み台にされる。
俺の事なんて誰も見てない。
見てくれていたのはきっと'一人だけ'かな。
はる
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学校の下駄箱を開けるといつも通り手紙が入っていた。
内容次第では歓声を浴びる手紙も俺にとっては苦でしか無かった。
後ろの方でクスクスと笑っている声。
この手紙はラブレターなんかじゃない。
【消えろ】
【うざい】
【〇ね】
俺への暴言の手紙だ。
_____
_____
永玖
彼にバレないように手紙を鞄の中に押し込みいつも通りを演じた。
今日が初めてのことでは無い。
2年前位からの出来事だからもう慣れている。
卒業まであと少しの辛抱だ。
大丈夫。
俺なら耐えれる。
耐えてみせる。
だけど現実はそう上手くいかなかった。
手紙の内容もいつの間にか俺への暴言では無くなり 脅しに変わっていた。
【永玖くんと関わるな】
【永玖くんに近寄るな】
そして、
【次永玖くんと関わったらどうなるかな】
俺は悟った。
次永玖と関わったら永玖になにかするのだろうと。
俺はそれが嫌だから永玖と距離を置くようになった。
_____ LINE _____
永玖
永玖
永玖
永玖
俺は返信出来なかった。
このLINEも監視されてるかもしれないって怖かった。
登下校中も休日も常に誰かに見張られていて、 永玖と関わったら即なにかを実行するかのように。
もう辞めたい。
終わりにしたい。
俺が避けることで永玖が傷ついてるのが見て分かる。
永玖を傷つけるなんて最低だ。
そもそも元凶はこの俺。
俺さえ消えれば、 永玖は幸せになれるのかな。
そして俺は決断をした。
もう何も残すことは無い。
残したのは二通の手紙。
'あの人'と永玖に。
永玖出会えてよかった。
今まで支えてくれてありがとう##。
幸せになってね永玖。
また出逢えるその日まで。
そして俺はベランダに足をかけ飛び降りた。
【続...???】
閲覧ありがとうございました。 続き見たいよって方もし居たら💬お願いします🙇🏻♀️🙇🏻♀️ 続編検討します。
コメント
7件
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