限界社畜は癒しを求め電車に乗る

俺はあきらブラック企業で働く社畜だ

残業は当たり前(もちろん残業代なんてない)通勤時間も厳守、給料も少ない

正直体が追いつかない

しかしそんな会社にも有給というものがある

この日をどれだけ待ちわびたことかしかも今回は5連休！

俺はこの有休を機会に1度行きたかった、山梨の鉄道、富士急に乗ることにした

俺は準備して明日のために就寝した

翌日俺は列車を何本か乗り継ぎ、富士急の始発駅、大月駅に着いた

俺はフリー切符を買い電車に乗った

そうして俺は終点の河口湖まで乗車することにした

ガタンゴトンガタンゴトン

終点まで乗車することもある乗車時間はかなり長い

朝早く起きて寝不足なのと電車の心地よい揺れのせいかどんどん睡魔が襲う

気づいたら俺はねてしまっていた

目が覚めるともう次で終点だった

眠気がまだ抜けておらず、よろよろと電車をおり自販機がある方へと移動した

ガシッ

ホームで転けそうになった俺の腕を掴んだのは、青髪の可愛らしい駅員さんだった

ニッコリと笑い彼女は駅構内へと戻っていった

そうして俺と大月みーなさんは河口湖周辺や富士急ハイランドなど多数の場所をまわった

そして俺は電車に乗り宿へ向かった

その日の夜

風呂を終えビールで晩酌を楽しんでいると

スマホの電話が鳴った

こいつは黒田真琴、俺と同僚だ