テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
白垓
虚喰
白垓
虚喰
─────────────────
白垓
白垓
母
白垓
集落のある山の奥の小さな神社で暮らしている
なにをしたわけでもない… それとも自分が覚えてないだけなのかいつのまにか 集落から生贄が来るようになった
白垓
ガチャ
鈴
白垓
頭が割れそうになるくらい濃い血の匂いが 部屋に充満していた
白垓
グチッバキッ…
白垓
鈴
白垓
鈴
鈴
白垓
鈴
白垓
確かに僕はちゃんとした神ではない
鈴
鈴
白垓
鈴
白垓
白垓
鈴
鈴
バタンッ
白垓
白垓
白垓
人間だったんだ
奈樹沙
---
奈樹沙
---
---
奈樹沙
---
トンッ
一瞬だった瞬きする間に白い布で顔を隠した そいつはオレの目の前に現れた
奈樹沙
バタンッ
おでこに少し触れられただけなのに 体に力が入らなくなり意識が遠のいた
---
──────────────────────
ガシャンッ
奈樹沙
---
奈樹沙
ガシャンッ!!
奈樹沙
---
---
奈樹沙
奈樹沙
---
奈樹沙
---
奈樹沙
---
奈樹沙
---
奈樹沙
---
---
奈樹沙
---
ブシュッッ"!!
奈樹沙
奈樹沙(ナズサ)の腹は一瞬にして避け 内臓がびちゃびちゃと地面に叩きつけられた
奈樹沙
---
---
奈樹沙
グチャグチャッッ"
いやらしい音を立てて奈樹沙は抵抗できず 内臓を生きたまま潰された
奈樹沙
---
奈樹沙
何分経ったか
喉は潰れもう声は出ない
奈樹沙
---
そういうと奈樹沙の原型を留めない内臓に 何かの血を流し込んだ
ドクン
ドクン
ドクンッ
シュゥゥウウ
みるみるうちに奈樹沙の内臓は治り 腹の傷と完璧に癒えていた
それと同時に髪の色は落ち白くなり 目の色は赤く染まった
---
---
白垓
理解せぬまま崇められ先ほどまで頭を支配していた苦痛と恐怖は消え失せていた
白垓
---
---
ビチャッ
白垓
白垓は布を被ったソレに向かい手を振るった 当たっていないのに見えない斬撃がソレの体は 真っ二つになって地面に落ちる
白垓
白垓
白垓
母
母
母
バシュンッ!!"
白垓
白垓
親に愛されず家でも外でもどこに行ったって 居場所がなかった でもこの白蛇という神の力でなんでも手に入る
白垓
欠けた人生にやっと満ちる時がくる
でも来なかった
白垓
人を愛した
白垓
でも違った
集落のものに慈悲を与え自然の恵みを与えた
集落の者から崇められ讃えられいい気分だった でも違った
集落の人間目についた人間を全て殺した
白垓
ほんの少しほんの少しだけ満たされた
なぜかはわからないでもきっと僕が欠けてるからだ
──────────────────────
鈴
鈴の額から血が流れ 額の傷を抑えながら鈴は僕を睨んだ
白垓
何かが欠けた人間は人が欠けることによって自分の存在価値を見出せるのだろうか 僕は親からの愛も友達 知り合いからの愛ももらったことがない
愛が欠けるとこれほどまでに人間は いや…生き物は狂えるのだ 本当に美しい化け物のように
白垓
鬼にとって角は大切な者だ 階級、強さ、偉大さを表す大きなモノ それはもう鈴にはないのだ
僕には愛がないだからここまで欠けた
白垓
白垓
白垓
虚喰
虚喰
虚喰
白垓
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!