おおはらmen
おんりー
おんりー
目の前では怯えて蹲る少年
任されたんだしまずは話を聞いてもらうか
炎を纏っていても冷たいこの中で少年は大丈夫だろうか
ドズル
ドズル
ドズル
おらふくん
おらふくん
震えながらもこっちをちゃんと見る少年
その目は氷や空を彷彿とさせる色だった
ドズル
ドズル
おらふくん
ドズル
おらふくん
ドズル
おらふくん
吹雪は少しづつ収まり始めた
肌を刺す冷たい風は少しづつ暖かくなっていく
積もった雪は無くならないようだ
ドズル
おんりー
ねこおじ
おおはらmen
menの言葉で僕とねこおじ以外の3人が一斉に1箇所を見る
そこには雪が山のように積もった所がある
おんりー
ねこおじ
おおはらmen
おらふくん
少年が震えた声で言う
ドズル
おらふくん
優しく返せば落ち着いたようだ
おらふくん
少年が地面に積もった雪に触る
すると雪がまるで意志を持ったみたいに少年の周りに集まる
おらふくん
少年が中を見上げた
おんりー
おらふくん
少年が見上げた先には可愛らしい雪だるまがいた
え、雪だるまだよね?
なんで動いてるの?
おおはらmen
ドズル
おらふくん
おらふくん
ドズル
いや、それぐらいしかやることがなかったのかもしれないな
おらふくん
おらふくん
ドズル
おらふくん
なんというか
言動が姿に合わず幼い
いや、外を知らないから幼くても普通なんだろう
おらふくん
ちらりと少年の方を見ると宙を舞う雪だるまがクルクルと回りながら少年に何か言っているようだった
おらふくん
少年が手に持っていた雪が突然水になる
あんなにいきなり水になるはずは無いのだが...
ぼんじゅうる
ドズル
ぼんじゅうる
少年が僕らの方に近づいて来る
おらふくん
ねこおじ
おんりー
ねこおじ
おんりー
ねこおじ
おんりー
おんりーがおもむろに少年に近づく
おらふくん
少年の手を掴んでねこおじのところへ引っ張っていく
おんりー
ねこおじ
ぶかぶかの服から出てきた手は血の気がなく青くなっていた
おらふくん
ぼんじゅうる
ねこおじ
ねこおじ
ねこおじが少年の手に触れると淡い翡翠の光が溢れる
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
涙目で嫌だと頭を振る少年
おんりー
おらふくん
おんりーも手を握り少年の隣に立つ
おらふくん
おんりー
おおはらmen
menも少年の手を握り笑う
少年は初めて僕らに笑顔を向けた
いつの間にか僕は眠っていたみたいだった
目を開けると緑の髪とピンクの髪の人が居た
この人たちはさっき僕がいた部屋の黒い人を迎えに来たらしい
僕の事も連れてってくれんかな
おらふくん
おんりー
おおはらmen
おらふくん
おおはらmen
おらふくん
おんりー
おらふくん
おらふくん
おおはらmen
おんりー
おらふくん
普通ってよく分からん
狂信者
おらふくん
狂信者
狂信者
おらふくん
狂信者
狂信者
信者の人が大声で叫ぶ
僕でも見たことないような数の人が集まってきた
皆、棒の先に何かがついてるものを持ってる
刺さったら痛いどころじゃないんじゃ...?
ぼんじゅうる
ドズル
おおはらmen
おんりー
ねこおじ
おらふくん
この人達、何故か迎え撃つ気だ
でも、多いやろ
街の人全員が信者なんやで?
いくら強くてもいっぱいおる人を対処するんは無理や
なんか、止めれる方法無いかな
広場に追い詰められた
ドズル
ぼんじゅうる
おんりー
おおはらmen
おらふくん
ぼんじゅうる
雪神様はぼんさんの後ろに庇われる
何も知らない子にこんな風景見せては駄目だろう
おらふくん
ねこおじ
おらふくん
狂信者
狂信者
おらふくん
おらふくん
おんりー
おおはらmen
おんりー
おらふくん
おらふくん
狂信者
おらふくん
おらふくん
ぼんじゅうる
おらふくん
おらふくん
ドズル
おおはらmen
おんりー
ドズル
おおはらmen
そこからは早かった
少し何かを気にして動きが鈍かったおんりーが本調子になったからもあるけど
雪を作って投げる彼の攻撃で気をそらす事も出来たからだ
狂信者
おらふくん
戦い終わった僕らは雪神様を連れて教会から出るところだ
おらふくん
ドズル
何となく、話しずらくて皆が無言で歩いていた
ねこおじ
おらふくん
ぼんじゅうる
おらふくん
おんりー
ドズル
元々スカウトする気ではあったんだけど、反応を見るに何も知らない子を引き込むのは躊躇った
おらふくん
おらふくん
おおはらmen
おらふくん
ぼんじゅうる
彼が来るなら新しい家を本格的に見つけないとな
ねこおじ
おんりー
おおはらmen
ぼんじゅうる
ドズル
ねこおじ
みんなが名乗ると彼は困ったような顔をした
おらふくん
おんりー
おんりーが静かに聞いた
彼は小さく頷く
ぼんじゅうる
おらふくん
彼が真っ直ぐにぼんさんを見つめながら彼の傍らにいる雪だるまを指さした
ぼんじゅうる
おおはらmen
ドズル
おんりー
おおはらmen
ぼんじゅうる
おらふくん
ぼんじゅうる
おんりー
おらふくん
おらふくん
おらふくんが仲間になって早2ヶ月
流石にずっとおらふくんとおんりーが同じ敷布団で寝るのは狭そうだったので思い切って地下を入れて5階建てのビルを買い取った
今日はその引越しと各々の部屋決めをする予定だ
今居るここは2階。全員が集まるオフィスにしようと思ってる
おんりー
おらふくん
おらふくんはいつも新しいところに来るとこうやってはしゃいでおんりーに注意されてる
ぼんじゅうる
おおはらmen
ぼんさんとmenはああやって悪巧みみたいな話し合いをする
ドズル
おらふくん
これが僕らの
ドズル社の始まりだ
コメント
1件
おぉ!いよいよ全員揃ったんですね! これからがとっても楽しみです! 次話もお待ちしてますね!