コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「 本日のお客様は 」
「 貴方ですか ? 」
『 はい。 』
『 所で、お聞きしたいのですが 』
「 どうしましたか ? 」
『 …どうして貴方は泣いているんですか ? 』
「 … 」
「 すみません、俺の事情です 」
「 貴方があまりにも俺のご友人に似ていたもので 」
「 さて、お客様はどういう悩みをお持ちなんですか ? 」
カフェへようこそ。
全て彼が貴方の悩みを解消してくれます。
本編はご本人様とは関係ありません。
腐要素有
カランコロン…
また来てしまった
目の前に居る彼は、
きんとき、と言う名前。
少し、不思議で静かで、穏やかで
…話していて楽しい
時々苦しい顔をした。
「 あの 」
「 俺、聞いて欲しい事があって 」
だいぶ前の友達の事を話したくて。
「 友達に、少し打ち明けてくれない人が居て 」
「 会って、しばらく… 」
「 似て、います 」
彼は、わらった、 ?
ほら、また苦しい顔。
そうだ
俺は一方的に自分の事を話して
ずっと聞いて、くれた
「 俺、Nakamuって言います。 」
彼は友達と、似ている部分があった。
どこかは分からないけど、
似ていた。
名前も知らない友達。
「 今は、会えてなくて… 」
「 その友達、引っ越したみたいで 」
その子とは、
「 …10年以上も会えてなくて。 」
同じ、彼も同じ
「 何だか、久しぶりに再開した気持ちになれます 」
「 きんときさんと居ると 」
あ、初めて
「 初めて、笑ってくれました 」
「 …あ、きんときさんは 」
「 えっと、 」
「 ここを経営して何年か経つんですか ? 」
「 てことは、まだまだ新人さんですねっ 」
友達、
元気にしてるかな ?