五条悟
……4級?
須藤みくる
う、うん
須藤みくる
えへ、なんだか恥ずかしいなっ
なんにも気にしてないみたいに
須藤ちゃんは笑ってた。
強い子だな。
たぶん、私だったら黙りこくって下を見ていた。
そのくらいには五条悟は怖かった。
変だった。
家入硝子
まぁ…入学したてはそんなもんだろ
タバコに火をつけた硝子がカラリ笑う。
家入硝子
てか、私も4級だし
なんだか殺伐としてまった教室は煙と共に吹きとばされた。
夏油傑
というか、悟!
〇〇
そうだよ!人の物とったらメッ!
夏油傑
幼稚園からやり直したらどうだい?
傑の言葉に便乗して私も冷たい空気を振り切った。
五条悟
はぁ!?
五条悟
お前らパンピーと一緒にするなよ!
すっかり悟も元通り。
1人増えたとはいえ、変わらない日常が戻ってきた。