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雄也

僕は雄也。今年の春に僕は6年生になる。

雄也

明日は春休みが明け、始業式だ。

雄也

めんどくさいなぁ、もう休みが明けてしまうのかと思ってしまう

雄也

こんな憂鬱な日、消えてくれよ。

遥斗

こんにちは

雄也

ん、?誰だ?

雄也

こんにちは!

遥斗

...!

雄也

ど、どうしたの?

遥斗

い、いや何も無いです

遥斗

すみません。僕転校生で

雄也

え!?そうなの!?

雄也

初めまして、!よろしくお願いします!

遥斗

よろしくお願いします!

遥斗

そんなびっくりして、どうしたんですか?

雄也

いや、転校生が来るって知らされてなかったんだ!

雄也

だからビックリしてた。ごめんね

雄也

あ、自己紹介を忘れてたね。僕の名前は雄也だよ!よろしく!

遥斗

...

雄也

ど、どうしたの?緊張してるの?

遥斗

す、すみません!
僕は遥斗って言います!

遥斗

よろしくお願いします!

雄也

遥斗くん!こちらこそよろしくね!

雄也

気持ちほぐすためになんか話そうよ!

遥斗

いいですね!

雄也

もー!そんな敬語使わなくていいからね!

雄也

そんな敬語ばっかり使ってたら一向に気持ち解れないよ!

遥斗

ありがとう!

雄也

僕も昔ここに転校してきた人だから気持ちわかるよ!

遥斗

そうなんだ!転校生同士、仲良くしよう!

雄也

うん!

雄也

ところで、君はどこから来たの?

遥斗

みんなはきっと知らないと思う!

雄也

あー、随分遠くから来たのか

遥斗

まあ君なら分かると思うけど...

雄也

...?

雄也

それは...どういうこと?

遥斗

いや!何も無い

雄也

そっか!

遥斗

そういえばさ、僕ね

雄也

うん

遥斗

どうしても会いたい人が居たんだ

雄也

ほぉ、それはどんな人なの?

遥斗

同い年でね、とっても優しくていい人なんだ!

雄也

そうなんだ!今はどこにいるか分かるの?

遥斗

んー、

雄也

分かんないのかな?分からなかったら大丈夫だよ!

雄也

じゃあその人はー...

遥斗

もう会えてるよ

雄也

...どういうこと?

遥斗

ごめん何も無い

雄也

も、もう会えてる...?

雄也

僕の後ろに何か...いたりする?

僕は後ろを振り返った

雄也

な、なんだ、何もいないじゃないか

遥斗

何も無いって、冗談冗談!

雄也

なーんだ、怖いじゃないか

雄也

もうすぐ始業式始まるよ!体育館の場所教えてあげる

遥斗

ありがとう!

雄也

僕に着いてきて!

遥斗

分かった!

遥斗

...それにしてもさ

雄也

うん?

遥斗

廊下から見える桜の木とっても綺麗だね

雄也

だよね!この木ほんと綺麗

遥斗

綺麗な景色見てると心が落ち着くよね!

雄也

分かる分かる!

遥斗と共感できる話で笑っていた。

だけど、遥斗が話した冗談が何故か未だに引っかかっていた。

雄也

あぁ、もうこんな時間か

雄也

そろそろ寝ないと...

雄也

目覚まし時計セットして...っと

そして僕は眠りについた

雄也

...

雄也

ねえ、遥斗

遥斗

どうした?

雄也

僕、転校するらしい

遥斗

転校?なにそれ

雄也

お引っ越しだよ

遥斗

え...?

遥斗

本当にお引っ越ししちゃうの?

雄也

うん...ママから聞いたんだ

遥斗

そうなんだ...悲しいよ

雄也

僕もだよ...

遥斗

僕らさ、いつかおっきくなってさ

遥斗

もっかい出会えたとしたらさ

遥斗

今みたいに桜の木の下で秘密基地作りたいな

雄也

いいね!

遥斗

約束だよ!

雄也

分かった!

愛美

雄也〜

愛美

朝だよー

雄也

...?

雄也

も、もうこんな時間!?

雄也

なんでだよ...目覚まし時計セットしたはずだろ、?

愛美

もう壊れてるのかしら...

愛美

新しいのまた見とくから早く準備して行ってきな!

雄也

わかった、起こしてくれてありがとう

愛美

いいよ〜

雄也

おはよー

雄也

危ね、遅刻ギリギリで間に合った。

雄也

あれ?先生、遥斗君って休みですか?

正樹

はると、?

雄也

はい、遥斗くんから連絡無いんですか?

正樹

誰だ、?そんな人学校に居ないぞ?

雄也

ん、?いや絶対うそだ。

雄也

昨日には転校生として来ていたでしょ!

正樹

何を言ってるんだよ。寝ぼけてるんじゃないか?

雄也

いや、絶対にいたって...

僕の中で違和感が残り続けた。

雄也

あ、次の授業始まる。教科書出さないと

僕は机の引き出しを開けた。

すると、一枚の紙が出てきた。

雄也

ん、?なんだこれ、開けてみよう

「放課後、桜の木の下に来て欲しい。」

雄也

こ、告白?

雄也

でも最近女子と話すことも無かったしなぁ...どうしたんだろ

少し驚いたが、内心少し嬉しかった。

雄也

来たけど...

雄也

女子居ないぞ...

雄也

...って、遥斗君!?

遥斗

あ、来てくれた...!

雄也

え!?授業どうしてたんだ!

遥斗

いやぁ...実はね。

遥斗

僕のこと、雄也にしか見えてないんだよ

雄也

ん、え、?どういう事?

雄也

また冗談?笑

遥斗

いや、これは事実。

遥斗

ねえ、覚えてる?

雄也

ん、?

遥斗

いつかまた会えたら、桜の木の下で秘密基地を作るって

雄也

...!!!

僕は昨日見た夢の事を全て思い出した。

雄也

…え!?あの夢の中の...!

遥斗

夢の中にも出たんだけどね笑

遥斗

覚えてないのかい?

雄也

夢のことは今思い出したよ。君だったのか

遥斗

違う、君転校経験してるんだよね?

雄也

そうだけど...

遥斗

前の学校で一緒に遊んでた

遥斗

遥斗だよ。

雄也

.....!

僕は夢の中の事だけでは無く、全てを思い出した。

彼は僕が転校する前の大親友だった。なぜ忘れてるんだよ。僕は本当に馬鹿だ。

雄也

遥斗...あの遥斗...なのか?

遥斗

そうだよ...

雄也

ここに転校して来てくれたのか!じゃあこれからずっと...

遥斗

待て、俺はお前にしか見えないって言ったろ?

雄也

え、あぁ...

遥斗

僕は実は幽霊なんだ

雄也

え...?どうして

遥斗

君が転校するって言った時、あの約束をしたけど

遥斗

実はすごく寂しくて親に相談したんだ

雄也

ええ...

遥斗

どうしても僕も転校してついて行きたいって言ったんだ

遥斗

でも親はそんなこと急にできるわけがないと言って

遥斗

今考えれば当たり前だけどね笑

雄也

....

遥斗

それから親と言い合って、腹が立って僕は家を飛び出した。

遥斗

もう親の顔なんて見たくなかったんだ。

遥斗

走って道路に出た瞬間、僕は轢かれてしまった。

雄也

なんで外に出たんだよ...

雄也

本当に...お前は馬鹿だなあ...

遥斗

すぐに病院に運ばれたけど、僕の命はもうダメだった。

雄也

なんでお前は.....

遥斗

本当はそのまま俺は天に行くはずだったんだがな

遥斗

どうしてもお前に会ってから逝きたくてな

遥斗

霊として君に会わせてもらったよ

雄也

そうだったんだな....

雄也

僕のところまで来てくれてありがとう.....

遥斗

いいんだよ笑泣かないでくれよ

雄也

なあ...お前はもう俺に会ったら消えるのか...?

遥斗

....うん、そうだよ。

雄也

.....

遥斗

でももう一度会えたんだ。それだけで俺は幸せだ

雄也

お前の事をすっかり忘れてて本当にごめん....

遥斗

いいよ!気にしなくて。

遥斗

なあ、最後に雄也に会えて良かった。

遥斗

天国からでも見守ってるよ。

雄也

ありがとう......

雄也

俺...絶対お前のこと忘れないから...!!!

遥斗

ほんとか?笑

雄也

うん...本当だよ!!

遥斗

じゃあ、これが最後の

遥斗

約束な。

雄也

約束....絶対に忘れないよ!

遥斗

はは笑じゃあまたな!

そうして遥斗は光に包まれて消えた。

雄也

....絶対に....忘れない....

雄也

おはよう

雄也

...なんだこれ

机の上に古いノートが置いてあった。

雄也

誰のだ、?

雄也

1ページめくってみるか。

「きょうのにっき 今日はともだちがひっこしました。 いつかまた会いたいなとおもいました。」

雄也

....

雄也

もう....会えてるよ。

そう言った時、桜の花びら舞い、が僕の手に乗った。

きっとこれは桜の木が好きな遥斗だと、そう信じた。

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