【白五】やっぱり好きな先輩と

白布さんは酔っ払ってるだけ

なのに、期待しちゃった。

怖かった。

身体だけの関係になりたくなくて。

あわよくば、できるなら、また恋人になりたかった。

自分勝手だって分かってるつもり。でも、我慢してきた分、酔ってたとしてもこんな甘い言葉言われてさ。

手繋いでデートとかしたい。

ハグしたい。

キスしたい。

声が響き渡る。

まあ、なんとかなるだろ。

その目は優しかった。少し、切なそうでもあったけど

希望が見えた気がして、嬉しくなった。

恐る恐る浴室に入る。