千冬
.............
千冬
(俺は普通の高校生、松野千冬)
千冬
(そう、普通、普通なのに...!!)
千冬
(何でこんなことに...)
千冬
(只今、知らないロン毛のイケメンに引っ張られています)
千冬
(お前誰だよ!!俺になんの用!!?)
??
……
??
ピタッ(歩くのをやめ)
ドンッ!!
千冬
……?
千冬
(初壁ドンが知らないイケメン……)
??
お前、美味そう
千冬
……は?何言って___
ガブッ!(千冬の首に噛み付く)
千冬
いッ、、!
??
ヂュッヂュル、ヂュウ
千冬
~~~~ッッ!?//
千冬
(クソッ……なんだこれ…頭、が...//)
千冬
フラっ)
??
お、っと
千冬
(やばい...い、しきが……)
そこで千冬の意識が途切れた
千冬
…………あれ?
千冬
俺、なんで……
ガチャ
??
あ、起きた?
千冬
!……ここ何処だ
??
そんな警戒すんなって
??
殺すわけじゃないから
千冬
(変なとこ連れてきてどの口が言うよ…)
千冬
じゃあなんの用だよ
??
俺は場地圭介
場地
吸血鬼だ
千冬
は………
場地
今まで飲んだ血の中で、お前のが1番美味かった
場地
だから俺と契約しろ
千冬
……帰ります
千冬
俺の事は忘れて、別の人探して下さい
千冬
俺には無理です
場地
ちょっとまっt
バタン
千冬
……ここ何処だよ...
千冬
Goo〇lemapで調べればいっか
✄-------------------千冬宅
千冬
……何だったんだよ
相手に忘れろと言っておきながら、自分が忘れられないでいる
“場地圭介”この名前が頭に焼き付いて離れない
千冬
くっそ……
千冬
吸血鬼とか...いるわけねぇんだよ……
口に出して否定しても、自分で見たものを信じないことは出来ない
あまりの事に頭が着いていかず、なかなか寝付けなかった