無言でラムネを飲む私たち
沈黙を破ったのは彼だった
⛄️💙
なぁ
あなた
なに?
⛄️💙
このラムネどこで買った?
あなた
おばあちゃんから貰ったの
⛄️💙
…なんだ((コソッ
聞こえてるよ!? なんだって言ったでしょ!?
⛄️💙
ってかお前なんで昨日ここで寝てた?
お前呼び…ムカつく
あなた
はぁ、昨日はね__
あなた
お邪魔します!
おばあちゃん
遠いのによく来てくれたねぇ
おばあちゃん
さ!上がってちょうだい!
学校が夏休み期間で何もやることないし 久しぶりにおばあちゃん家に行こうと 思ったのがきっかけだった
あなた
おばあちゃん家なんも変わってないね
おばあちゃん
そうかい?
おばあちゃん
前来た時は7歳だったかねぇ
今は17歳 前に来たのは10年前にもなる
あなた
そうだね笑
あなた
でも何も覚えてなくてさ〜
そう言っておばあちゃんの方を見ると おばあちゃんは悲しそうな顔をしていた
あなた
おばあちゃん?
あなた
何かあったの?
おばあちゃん
…いや、
おばあちゃん
なんでもないよ
おばあちゃん
それより駄菓子好きなだけ
食べていいからね!
食べていいからね!
きっと私には言えないこと なのかもしれない
私は気にしないようにした
2日くらい経った頃
私は暇すぎてダラダラしていた
おばあちゃん
そういや○○ちゃん
おばあちゃん
10年前は
おばあちゃん
よく近くにある海に通ってたわねぇ
私が暇してることに気づいたのだろう おばあちゃんがそう言った
あなた
そうなんだ、
あなた
行ってみようかな
海に通ってた記憶もない私は とりあえず行くことにした