芝音
ウゥ-…!グルルル…(威嚇)
雫
そう怒らないでよw
私が知ってるのは中学だけだから、そこの話しかしないし…
私が知ってるのは中学だけだから、そこの話しかしないし…
ゆうき
僕が抑えつつ補足入れますね
芝音
…抗いようがない…
芝音さんは、近づかないでオーラがとても大きな人でした。
芝音
……
正直なところ、運動も勉強もそこまで得意ではない。
それに、話しかけられてる様子もない。
1人を好む人なのかなって最初は思ってました。
私は友達というか話せる人もいましたし、自分から声かけることもそんなになくて…
でも、印象が変わったのは私が困った時でした。
部活やら委員会で遅く帰った時。
雫
…やば、結構暗い…
早めに帰っておけばよかったかな…
早めに帰っておけばよかったかな…
A
そこのお嬢ちゃん、今学校から帰ったの?
B
もう暗いでしょう。
どうかな?おじさん達と朝まで遊ばないかい?
どうかな?おじさん達と朝まで遊ばないかい?
雫
ゲッ…
いかにも下心丸出しの男性2名が私に掴んでかかりました。
こういう時に上手く断れないのはなんででしょうね…?
芝音
……いい大人2人が女子高生にナンパですか…
小さくも響く低めの声。
聞いたことはそんなにありませんでしたが、怒っているように感じました。
B
おや、君も一緒n──
芝音
嫌。触らないで下さい。
触れようと伸びてくる手を、平手打ちでパチンと1発。
A
いーじゃん、気の強い女の子俺好きだなー♪
どうせ力じゃ勝てないんだからさ?
どうせ力じゃ勝てないんだからさ?
煽ってくる男性に、芝音さんは嘲笑って
芝音
これだから変な女性も近寄らないんですね?
A
あ”?
芝音
ナンパ師にいい女性なんて近づきません。
ましてや、あなた達のような汚い方に変な女性すら近づきませんよ。
ましてや、あなた達のような汚い方に変な女性すら近づきませんよ。
芝音
だから2人なんでしょう?
汚れた傷を舐めあって、女子高生に触れて。
何が楽しいんですか?
汚れた傷を舐めあって、女子高生に触れて。
何が楽しいんですか?
A
なんだよテメェ。もう1回言ってみろ。
芝音
えぇ、何度でも言いましょう。
耳も悪いクズ男どもに
耳も悪いクズ男どもに
口元をニヤつかせ、獣のような目で睨む芝音さんの手は震えてました。
私の為に無理してる。
話したこともないのに、それだけがわかりました。
バキッ
目の前に揺れて落ちる、淡い茶色の黒髪。
崩れ落ちるのを見て、殴られたのだとすぐに察した。
B
ガキだからって手を出さないと思ったら大間違いだぞ。
芝音
……違う意味で手を出そうとしたのにどの口が言いますか。
子供だって手を出さない訳では──
子供だって手を出さない訳では──
A
こいつだけでも連れていきましょうぜ。
B
しっかりと覚えさせないとな?
芝音
汚いからだで触らないで。
威嚇して睨む芝音さんに容赦なく掴んで持ち上げる男性。
まだ口答えし続け、何をされようともがく芝音さんをみて、印象はガラッと変わりました。
動けなかった私は何度でも願いました。
お願い、連れてかないでって。
でも、助け出さなければ意味が無い。
でも、その願いに答えるように現れたのは──
ゆうき
僕の同級生に何してんの?
主
はい、どうもこんにちは。
今回はメンバー誰一人出てきません。
今回はメンバー誰一人出てきません。
芝音
題名詐欺にも程がある。
主
でも、この話で逆にどう出せっていうんですか?
芝音
不可抗力…
主
それではまたどこかで
主
おつぴちー